クラスのメモリ解放方法

Question

一定時間の周期で複数のクラスを一時的に利用する単純なスクリプトです。
※複数のクラスのoptionsはそれぞれ別のものとします。

(function update() {
	
	// いろいろ

	for (let i = 0; i < 20/*変動値*/; i++) {
		const hoge = new HogeHoge(options);
		// メモリ解放処理をしたい
	}

	setTimeout(update, (1000 * 10));

})();

クラスを大量に利用し、それを破棄したいのですが、以下のグラフの通りメモリ解放が正常にできなくなってしまいます。

スクリーンショットした時間が悪くて分かりづらくて申し訳ないのですが、左から２本目の破線からがテスト実行開始時間です。
また、そこから急激にメモリ使用量が減少しているのは、メモリを大量に使用しすぎてプロセスが再起動してそうなっています。
一時的に利用したいクラスなので、それを破棄するような処理が必要なのですが、どういった処理を記述すればよろしいでしょうか？

Answer 1

落ちてる原因って本当にメモリ不足なんですかね？

そりゃいつかはメモリ解放出来ずに死ぬとは思いますが、
これ再帰関数みたいな無限ループみたいになってて
スコープを作り続けるから5桁回数回るくらいまででエラー吐いて落ちるんじゃないですか？

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さて、解決にあたってですが
setIntervalが使えれば話は早いですが、
update処理の実行にもたつくと2回、3回と溜まってしまうのが悩みどころ

コールバック関数の仕組みだけで
このパターンを解消するのはちとしんどいですね。
骨子はこんな感じ？

const id = (() => {
  let ready = true;
  return setInterval(
    () => {
      if (!ready) return;
      ready = false;
      update();
      setTimeout(() => ready = true, (10 * 1000));
    },
    50
  );
)();

// 止めたくなったらこれを実行すればお行儀よく停止できそう
process.on("SIGINT", () => {
  creaInterval(id);
});

そこでわかり易さ重視で
Promise→async/awaitを併用したパターンで作ってみました。

// 覚えさせたいデータがあれば外のスコープに変数を準備
const state = {
  foo: null,
  update: true,
};

// async関数を定義して返り値をPromiseにする
const update = async () => {
  // こんな感じで値を書き出す
  state.foo = [];

  for (let i = 0; i < 20/*変動値*/; i++) {
    const hoge = new HogeHoge(options);

    state.foo.push(hoge.awesomeCalc());
  }
}

// setTimeoutをラッピングしたPromise版のsetTimeoutを実装
const timeout = ms =>
  new Promise(resolve => setTimeout(resolve, ms));

// asyncのアロー関数を定義して即時実行
// これによりawait構文を有効にして待てるようにする
(async () => {
  while (state.update) {
    // await Promiseインスタンスと記述すると、
    // Promiseの動作が全て完了するのを待ってくれる挙動をする
    await update();
    await timeout(1000 * 10);
  }
})();

process.on("SIGINT", () => {
  state.update = false;
});

JS・Node.jsのガベージコレクトの動作対象は参照の切れた値です
こうすればスコープがネストせず自然に参照が切れるので、
hoge達はいずれガベージコレクトのお掃除で消えてなくなるかと思います。