Qt PushButtonの無効化

Question

Qt Creator6.0でpushボタンを押すと、処理をするアプリを作っています。
しかし、処理が長いため処理中にボタンを押すと
処理を抜けてから再度処理をしてしまいます。

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void MainWindow::on_pushButton_clicked()
{
ui->pushButton->setEnabled(false);

/*処理　2～3秒*/

ui->pushButton->setEnabled(true);

}

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ネット検索して上記のようにしましたが、
処理中もボタンが有効になっています。

試しに処理後のsetEnabled(true);をコメントアウトすると、
処理を抜けてからボタンがグレーアウトします。

処理中にボタンを無効にする方法はないものでしょうか？

Answer 1

Qt では、何かしらの関数で処理が行われている場合には画面の再描画は行われませんので、setEnabled(...) を単に呼んだだけでは画面の見た目は変わりません。
処理が抜けて、QApplication のイベントループが回った際に、再描画が行われます。

強制的に再描画を行いたい場合は、QWidget が持っている repaint() 関数を呼ぶと画面が更新されるかもしれません。

また、setEnabled() の直後にイベントループを回す方法もあり、
QCoreApplication::processEvents(QEventLoop::ExcludeUserInputEvents)
とすることで画面の描画が行われるのではないかと思います。

どちらの場合でも、その関数内の重い処理が走っている間はアプリケーションの応答がなくなってしまうので、一般的なアプローチとしては、なんらかの方法で 重い処理を別スレッドで動かすことを検討するのがよいかと思います。

Comments

[omikuji-iot]

ご回答ありがとうございます。

教えていただいたいずれの方法もボタンのグレーアウトはするようになったのですが、
再度押したイベント自体は溜まってしまい、再び処理に入ってしまうようです。

やはり別スレッドにするしかないでしょうか。。

[tasuku.]

QEventLoop::AllEvents を指定すると、押したイベントも処理されて（enabled が false なのでなにもおこならないけれど）、イベントが「溜まる」というのはなくなるかもしれませんね。

[omikuji-iot]

ありがとうございます。別タスクでの動作を検討したいと思います。