LAMP環境におけるFTPのパーミッション設定

Question

LAMP環境におけるFTPのパーミッション設定について質問です。
あるファイル（ディレクトリ）をパーミッションを755にするということは、その所有者は書き込みができて、グループは読み出し、実行 のみとなりますが、

例えば、一般的なレンタルサーバーでFTPユーザーを発行すると、パーミッションに関わらず、書き込み（削除）が許可されます。
これはどの様なコマンドで設定をしているのでしょうか？

指定した公開ディレクトリ以下に追加したユーザーに、所有者と同様の権限を与えたいです。

どなたかご教授の方、お願いいたします。

Answer 1

ファイル削除にまつわるパーミッションは、（スティッキービットが立っている場合を除いて）ファイル自身のオーナーやパーミッションは関係せず、ディレクトリ側の書き込みパーミッションがあるかが問題となります。

/tmpなどではディレクトリにスティッキービットが立っていますが、このディレクトリの中ではファイルのオーナー・ディレクトリのオーナー・root以外は削除できなくなります。

Comments

[lexuzon]

maisumakun様 ご回答ありがとうございます。
一般的なレンタルサーバーで複数FTPユーザーを発行し、ファイルパーミッションは７５５で、全てのFTPユーザーに書き込み権限があるという事は、SUIDが付けられているという事でしょうか？

[maisumakun]

まず大前提として、HTTP（80/HTTPSで443）、FTP（21）、SSH（22）のように、1024番未満のポート番号を使うサーバについては、root権限がないとポートを開けられません。

通常、サーバ自体はrootで起動して、接続に応じてforkしてそのユーザーの権限にきりかえてファイル操作を行います。