Javaでinterfaceの内部クラスにinterface

Question

Javaでinterfaceの内部クラスにinterfaceを実装しているソースを読みました。はっきり言ってややこしいし意義もなさそうな印象を受けましたが、よくわかりません。どんなが意義があると思いますか。わかる方教えてください。

interface A {
    void methodA();

    interface B {
        void methodB();
    }
}

Answer 1

典型的な例としては、Java標準APIに含まれるMap.Entryインターフェースがありますね。
https://docs.oracle.com/javase/jp/6/api/java/util/Map.Entry.html

これはMapオブジェクトに格納される「1つの要素」を表すインターフェースです。
意味的にMapに強く結びついているため、Mapインターフェースの内部インターフェースとして定義したのだと思います。

このように、「あるものの一部」とか「あるものに含まれる何か」を表すインターフェースは、
その「あるもの」を表すインターフェースの内部インターフェースとして定義した方が分かりやすい場合もあると思います。

Comments

[退会済みユーザー]

ご回答ありがとうございます。

なるほど、使う側としてわかりやすいときがあるとの事で納得です。

ただ、Map.Entryはstaticの内部クラスですが、私が見たソースはstaticついてなかったのが気になりました。特に意味もなくつけていないだけかもしれませんが。

Answer 2

「interfaceの内部クラスにinterfaceを実装」というのは、下記コードのようなイメージでしょうか？真意は設計者にしか分かり得ませんが、インターフェイスIの"デフォルト"実装としてクラスI.C提供という推測もできます。

interface I {
  public void methodA();
    
  static class C implements I {
    public void methodA() {
      // ...
    }
  }
}

class X {
  public static void main(String[] args) {
    I x = new I.C();
  }
}