mecabの形態素解析の結果が正しくない

Question

前提・実現したいこと

pythonを使って適当な文章を形態素解析しようとしているのですが、形態素によっては正しく解析できないことがあるのでその問題を解決したいです。

発生している問題・エラーメッセージ

「なので」のような接続詞を形態素解析すると、「な」「の」「で」のように分割されてしまいます。

な	ナ	ダ	だ	助動詞	助動詞-ダ	連体形-一般	
の	ノ	ノ	の	助詞-準体助詞			
で	デ	ダ	だ	助動詞	助動詞-ダ	連用形-一般

該当のソースコード

import MeCab
tagger=MeCab.Tagger()
m=tagger.parse("なので")
print(m)

試したこと

pythonを用いずに直接コマンドプロンプトからmecabを実行したところ、正しく形態素解析できました。

補足情報（FW/ツールのバージョンなど）

mecab of 0.996
Python 3.6.13

Answer 1

正しい解析結果です。
嘘でした。"ので"で接続助詞とするか、"で"で格助詞とするかしてほしいですね……。

https://www.weblio.jp/content/%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%A7

［連語］《断定の助動詞「だ」の連体形または形容動詞の連体形活用語尾＋接続助詞「ので」》

https://www.weblio.jp/content/%E3%81%AE%E3%81%A7

［接助］《準体助詞「の」＋格助詞「で」から》

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この解析結果は辞書にunidicを使った時のものです。

自分が使いたい辞書(mecabコマンドが使っている辞書)を指定すればいいとは思いますが、OSはなにか? mecabコマンドはどうインストールしてその辞書はどこにあるか? mecabバインディングをどうインストールしたのか? などの情報がないので具体的にどうすればいいかは曖昧です。

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(追記)

辞書指定なしでunidicが使われているってことは、mecab-python3 と unidic-lite あたりをpipで入れているんでしょうか。
もしそうだとしたらこのあたりが参考になるかもしれません。

(訂正。たびたびすみません)
mecab-python3 について以前調べたことを再確認したら、Pythonパッケージの unidic-lite や unidic が入っている時は-rの指定に効果がなくて強制的にunidicを使ってしまうみたいでした。（繰り返しになりますが mecab-python3 を使っているとしたらというこれは仮定の話です）

Comments

[adazakura]

ご丁寧な回答ありがとうございます。

大学のパソコンに既にインストールされていたmecabを使っているので、どういった手順でインストール等がなされたのかはよく分からないのですが、同じ環境でmecabを利用している友人も同じ結果になったらしいので、先生に質問し直してみようと思います。
少なくともコードに致命的なミスがあるとかじゃないことが分かって良かったです。

お手数おかけしてすみませんでした。

[adazakura]

追記（の訂正）に関しても確認しました。辻褄も合いますし mecab-python3を使っている可能性が高そうです。ありがとうございます。