albでヘルスチェックに失敗しているときに返される503エラーをカスタマイズしたい

Question

スマホアプリからのAPIリクエストを受けるalbがあり、仮にターゲットグループがアクセス過多等の障害によりヘルスチェックが全てunhealthyになった場合、
503 Service Temporarily UnavailableのHTMLが返却されてしまっています。
スマホアプリ側はjsonで待っているため上手く処理ができません。
alb側でメンテナンス時などにカスタマイズしたエラーレスポンスを返せることは知っているのですが、意図せずアプリが落ちてる場合でもjsonでカスタムしたレスポンスを返せる方法があれば教えていただけますか？

Answer 1

スマホアプリ側はjsonで待っているため上手く処理ができません。

スマホアプリ側にHTTPレスポンスコードが200等の正常なもの以外の場合のエラー処理を追加するのが最初に検討すべき手段かと思いますよ。

503に限らずALB自体が正常にレスポンスを返せないケース(スマホ側のネットワーク不良とかAWSの障害とか)は普通に発生するケースであり、ALBの責任範囲外でも発生するのでクライアント側でのエラーハンドリングは必須です。

Answer 2

ちょっと考えてみましたが、リスナールールのIFの設定で転送先のターゲットグループの状態を条件に出来ない以上結局は難しいと思います。

それよりもまずアクセス過多で503になってしまう現状をどうにかすべきでしょうね。
全てのインスタンスがunhealthyになってしまっていたらunavailableなのは当然でしょう。

AutoScalingを使うことでアクセスが増えた際にインスタンスを増やしたり、増やさなくてもunhealthyになった場合でも必要なインスタンス数を確保できるように設定するといいでしょう。
もちろん、それにはアプリ側をきちんとスケールイン・スケールアウトに対応した作り（サーバ上に状態を持たない）にしておく必要があります。
それがすぐにはできないなら、スケールアップするなり、アプリの性能をどうにかして上げるなりするしかないでしょう。
AutoScalingにはスポットインスタンスを使うこともできるので、コストが気になるなら活用してみましょう。