Q&A
記載してある、RTX1200のコンフィグは一部ではなく、これが全てでしょうか？また、
＞PC1、PC2にはそれぞれRTX1200に向くようにルーティングテーブルを設定済みです。
という記述が少し気になるのですが、それぞれのルーティングテーブルの情報
（route print や route -v の結果）をご提示いただくことは可能でしょうか？
問題
RTX1200の動作確認をしているのですが、思ったとおりにPING疎通ができません。
コンフィグの問題なのか機器故障なのか、切り分けができず困っています。
構成
下記のとおりです。
PC1、PC2にはそれぞれRTX1200に向くようにルーティングテーブルを設定済みです。
PC1(Windows10)
| 192.168.100.23/24
|
| 192.168.100.1/24(LAN1.1)
YAMAHA RTX1200(Rev.10.01.78)
| 192.168.200.1/22(LAN2)
|
| 192.168.200.22/22
PC2(RHEL8)
YAMAHA RTX1200のコンフィグ
ip route default gateway 192.168.10.1
ip lan1 address 192.168.100.1/24
ip lan2 address 192.168.200.1/22
単にルーティングができることを確認したいので、問題切り分けのためにかなりシンプルにしています。
静的ルートは設定していませんが、ルーティングテーブルは下記のものが入ってました。
show ip route
宛先ネットワーク ゲートウェイ インタフェース 種別 付加情報
192.168.100.0/24 192.168.100.1 LAN1 implicit
192.168.200.0/22 192.168.200.1 LAN2 implicit
確認できていること
PC1、PC2から下記のIPアドレスへのPING疎通はできています。
192.168.100.1
192.168.200.1
PC1から下記のIPアドレスへのPING疎通は失敗します。
192.168.200.22
PC2から下記のIPアドレスへのPING疎通は失敗します。
192.168.100.23
やりたいこと
PC1からPC2、PC2からPC1へのPING疎通ができるようにしたいです。
今はLAN1-LAN2で実施していますが、LAN2-LAN3、LAN1-LAN3でも同様に実施したのですが、失敗しています。
これらを成功できるようにしたいです。
背景
今回、中古でRTX1200を購入しています。
その初期動作不良の有無を検出したく、実施しているものです。
そもそもNWの学習をしたく購入したため、ある程度の知識はあるものの...という状況です。
なにか自分では見落としているポイントがないか？が気になっています。
よろしくお願いします。
RTX1200のコンフィグはこれですべてです。
ルーティングテーブルですが、PC1のほうはメインPCであるため、もとに戻してしまってますね。
PC2のほうはまだ残ってますので、少々お待ち下さい。
PC2のルーティングテーブルですが、下記でした。
Kernel IP routing table
Destination Gateway Genmask Flags Metric Ref Use Iface
192.168.100.0 0.0.0.0 255.255.255.0 U 0 0 0 enp3s0
192.168.122.0 0.0.0.0 255.255.255.0 U 0 0 0 virbr0
192.168.200.0 0.0.0.0 255.255.252.0 U 0 0 0 enp3s0
0.0.0.0はデフォルトルートの認識でしたが、もしやこれが誤りなのでしょうか？
ちなみに、ネットワークデバイスに下記があるため、ルートテーブルと合致している認識です。
2: enp3s0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc fq_codel state UP group default qlen 1000
link/ether d8:cb:8a:dd:4f:6d brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
inet 192.168.200.22/22 scope global enp3s0
valid_lft forever preferred_lft forever
inet6 fe80::dacb:8aff:fedd:4f6d/64 scope link noprefixroute
valid_lft forever preferred_lft forever
PC2に設定するGatewayは192.168.200.1であるべきです。
デフォルトルートとは宛先が0.0.0.0のルートを言います
回答2件
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ベストアンサー
こんにちは。
追記していただいたPC2のルーティングテーブルを拝見しましたが、この状況からすると
RTX1200側の問題ではなくて、PC1/PC2のルーティング設定の問題ではないかと思います。
＞0.0.0.0はデフォルトルートの認識でしたが、
デフォルトルートがIPアドレスで表記される際に、Destination = 0.0.0.0\netmask=0.0.0.0
となりますが、gatewayは0.0.0.0ではなくルーティングしてくれるルータのアドレスになると
思います。今回のケースですと、PC1 なら192.168.100.1/PC2なら192.168.200.1です。
gateway=0.0.0.0は相手先にルーティングを介さずに直接到達できることを表しているはずです。
※PC1はこのネットワークインタフェースがプライマリでなければ、デフォルトゲートウェイは
設定されないかもしれません。
そしてデフォルトゲートウェイが設定されていれば、今回のLAN1とLAN2間の通信について
特段個別にルーティングの設定をPC1/PC2にしなくても通信可能になると思います。
投稿2021/10/12 04:29
総合スコア144
だいぶ時間が空きましたが、なんとか解決しました。
結論を言うと原因が2つあって、原因の調査というか、追加質問しようかと事象切り分けの段階で解決しました。
片方の原因は教えていただいたとおり、PC2(RHEL8)側のルートテーブルが原因でした。
もう片方は、PC1(Windows10)側のFWの設定でした。
後者について、詳細は解決方法の部分に記述させていただきます。
ともあれ、とても助かりました。
ご助力いただきありがとうございました。
0
今回の問題の原因は2つありました。
1つは、BAのPC2(RHEL8)のルートテーブルのルーティングの問題でした。
もう1つは、PC1(Windows10)側のFWの設定の問題でした。
FW→「ファイルとプリンターの共有(エコー要求 - ICMPv4受信)」→プロパティ→スコープにて、リモートIPアドレスが「これらのIPアドレス」になってました。
これはデフォルトでこうなってるようです。
今回はパブリックの設定でしたが、プライベートは同様の設定になってます。
また、IPv6もありますが、こちらも同様です。
これが別セグメントの端末からのPing応答をしない原因になっていました。
これを「任意のIPアドレス」にしたところ、PC1(Windows10)もPing応答を返すようになりました。
投稿2021/10/29 07:12
総合スコア9
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