pythonでexe化したあと.envを参照できない

Question

MacOSでの話です。
pythonのpyinstallerにて下記コマンドでexe化したあと

$ pyinstaller main.py --onefile

.envファイルをpython-dotenvライブラリで読み込もうとするのですが参照できません。
下記のように導入しています。

$ pip install python-dotenv

main.py

from dotenv import load_dotenv
load_dotenv()
os.environ["test"]

.env

test=test1

Comments

[退会済みユーザー]

回答のコメント後放置されていますがどうかされましたか？

Answer 1

基本的に、コードから追跡できるモジュール以外のファイルは --add-data オプションで同梱を指定する必要があります。

pyinstaller main.py --onefile --add-data '.env:.'

形式は <同梱したいファイル>:<コピー先ディレクトリ> です。

Comments

[DISK131]

```
pyinstaller main.py --onefile --add-data '.env:.'
```
こちらは起動ファイルに直接.envの内容が組み込まれることになりますか？
exe化した後も起動ファイルから.envを読み込んで.envの設定ファイル内を修正できるようにしたいです。

[退会済みユーザー]

はい。組み込まれるので任意に編集できません。解決策は、

- `--onefile` オプションを使わない。ファイル群がひとつのディレクトリにまとまっているだけなので `.env` ファイルも随時編集できます。

- `.env` ファイルを決まった場所（パス）に置くようにし、アプリケーションの起動時にそのパスを探すよう Python のコードを修正する

なお、`--onefile` で出力した起動ファイルも、実行時は一時的に別の場所にファイル群を展開してから実行されます。Python のスクリプト内での相対パスの基準はその不明確な一時ディレクトリになり、またプログラム側ではユーザが起動ファイルと `.env` をどこに置いたか分からないので `--onefile` で出力した起動ファイルと同じディレクトリに `.env` を置いてそれを読むという、よくあるパターンができません。そのため `--onefile` を使わないのが解決策としてはシンプルです。