Laravel 既存DBをマイグレーションする方法

Question

環境:
Laravel Framework 8.62.0
MySQL Ver 8.0.25
ローカル環境（Laragon）

既存のウェブアプリをLaravel上に移行しようとしています。
現在はローカル環境でテストしています。DBを移行したいのですが、マイグレーションを実行するにはどういう手順を踏めばよいでしょうか？

新規作成であれば、以下の流れだと思います。
① マイグレーションファイルを作成
php artisan make:migration create_....._table --create .....
② マイグレーション実行
php artisan migrate

既存DBの移行であっても、上記と同じ作業を行ってからデータをリストアすることになるのでしょうか？
そうすると、①でテーブル定義を既存のテーブル分だけ書き移すことになり、少し面倒です。
既存DBの移行のベストプラクティスがあれば教えてください。

Comments

[surface_0]

懸念点がちょっとわからないので、教えてください。
マイグレーションファイルの作成が面倒であればしなければいいと思うのですが、
既存DBについては直接コピーしてマイグレーションには絡めないというのは都合が悪いということでしょうか？
それとも既存DBのマイグレーションファイル化が楽にできないかということでしょうか？

[ryo_engineer]

ありがとうございます。
Laravelでの開発では通常、データベースのバージョン管理を目的としてマイグレーションを使用した運用がされると思います。
マイグレーションを使いたい理由は上記の通りとなります。
しかし、マイグレーションをせずにリストアしてしまうと、バージョン管理ができなくなると思います。
リストアした後、カラム変更が必要な状況になってからマイグレーションファイルを作成してマイグレーションを行えばバージョン管理は可能になるのでしょうか？
DBの移行段階からマイグレーションファイルを使う必要はないのでしょうか。

Answer 1

一般論的として堅牢なシステムを構築するならば、
別環境に再構築できるようにする事を考慮して既存DBの構造を再現できるようにマイグレーションファイルを作るのが定石です。
それを実行した上ででデータだけをコピーします。

また、マイグレーション実行時に既存テーブルがベリファイされるわけではないので、
今後の変更部分だけを管理できればいいというのであれば、
DBをリストアした上で変更点だけをマイグレーションしていけばいいと思います。

まあ、Laravel標準のマイグレーション機能は出来ることが少ないのであまり深く考えてもしょうがないとは思います…

Comments

[ryo_engineer]

マイグレーションファイルを作成して実行してからデータのリストアをするのが定石なのですね。

大規模なアプリの運用などになると、Laravelで開発をしていても標準のマイグレーション機能ではなく、別のデータベースのバージョン管理システムを使うことがあるということでしょうか？
たとえばどんなものがあるか教えていただくことは可能ですか？

[surface_0]

マイグレーション自体は必ずしもLaravelのシステムと一体化している必要はなく、
JavaやPythonといった別言語のツールを使う手もありますので、手広く探してみればたくさん見つけられると思います。
親和性を考慮してPHP製の物を使うとすれば、CakePHPで採用されているPhinxなどが挙げられます。
https://qiita.com/hypermkt/items/b915b8a9fbda2f0c612e

[ryo_engineer]

詳細に教えていただきありがとうございました。