CakePHP バージョン 2.8.4
論理削除利用ビヘイビア SoftDeleteBehavior(https://github.com/CakeDC/utils/blob/master/Model/Behavior/SoftDeleteBehavior.php)
以上の環境でWebアプリを開発しています。
結論から言うと、論理削除されるべき部分が物理削除されてしまいます。
●状況
SoftDeleteBehavior.php内のbeforeDeleteメソッド、実際に論理削除をしているdeleteメソッド内での動きを追いかけたところ、問題なく論理削除をされていました。(Deletedカラムにtrue(1)が入っている)
しかし結果として物理削除されてしまっています。
そこで実際にデリートをしているコントローラーのアクションの内部で、$this->モデル名->delete()をしている直後に
debug($this->モデル名->getDataSource()->getLog());
としてSQLを確認したところ、やはりupdateされた上で、再度deleteされていることが確認されました。
そうなると、大元のCakePHPのデリート行為をビヘイビアで止められていないということなのでしょうが、なぜうまく止まってくれないのかがわかりません。
●行った設定
/app/Model/Behavior内に「SoftDeleteBehavior.php」ファイルを設置
AppModel.phpのAppModelクラス内に
public $actsAs = array( 'SoftDelete' );
を記述。
DBの該当テーブルに
「deleted」(tinyInt型(1) デフォルト0)
「deleted_date」(datetime型)
を設定。
Model、Controller、ViewはBakeしたデフォルトのまま使用。
どなたかきっかけになりそうなヒントだけでもいいので、情報をご存じの方はご享受ください。
必要情報で不足がありましたら、提示いただければ追記します。
よろしくお願いします。
・追記
同じ症状に悩まされた方いらっしゃいますか?
またその場合「根本的な解決はしなかったけれど、こういう方法で回避した」という例もあればお教え下さい。
よろしくお願いします。
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checkベストアンサー
+1
delete時のソースを追っていくと、Model.php内で対象レコードが存在した場合に、物理削除を行っていますね
処理の流れとしては、model->deleteが呼び出される前にSoftDeleteBehavior->beforeDeleteが呼び出され、その中でDeletedを0->1に変更しています
そのあと、model->deleteが処理されて物理削除しているので、以下のようにしてレコードの存在確認をFalseにすることで、model->deleteを無効にすることができるようです
class AppModel extends Model {
// 以下のコードを追加
public function exists($id = null) {
if ($this->Behaviors->loaded('SoftDelete')) {
return $this->existsAndNotDeleted($id);
} else {
return parent::exists($id);
}
}
}
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2016/05/20 16:25 編集
早速AppModel 内に追記したところ、当該レコードは物理削除されず、ちゃんとdeletedフィールドにも1が入り、更にdaleted_dateフィールドにも削除日時が入るように(論理削除されるように)なりました・・・が、同時に新たにレコードができてしまいました・・・
そのレコードは他に情報はなく、deletedに1、deleted_dateには上記と同じ日時だけが入っています。(createdとmodifiedにも同じ日付)
テーブル内のスクショを添付しました↑質問内最下段
2016/05/20 16:38 編集
ただし、このメソッドを呼び出す処理は、SoftDeleteBehavior内やModelにも見当たりません
もしかしたら、どこかで呼び出している処理を書かれていないか、ご確認ください
ちなみに、自分の環境(CakePHP2.7でcontroller、Model、Viewはbakeにより生成)では、ご報告のあった事象は再現していません
2016/05/20 17:08
beforeDelete()とdelete()しか見てなかったです。
ただ別件で気になっているのは「CakePHP 論理削除」で検索すると、かなり多くの方がこの「SoftDeleteBehavior」を使われているにも関わらず、同じ症状に悩んでいる方がまったくいないことなんですよね。
自分の環境だけで起こりえる症状なのだとしたら何が原因でそうなっているのかを知りたいので、今しばらく質問はこのままにさせていただきます。(同じ状況で躓いて独自解決された方を募集するため)
ありがとうございました。
2016/05/20 18:56
何のためにあるメソッドなのか謎です・・・
2016/05/20 20:00
>ただ別件で気になっているのは「CakePHP 論理削除」で検索すると、かなり多くの方がこの「SoftDeleteBehavior」を使われているにも関わらず、同じ症状に悩んでいる方がまったくいないことなんですよね。
自分もネットを検索したところでは、いろいろな情報が引っかかってくるのですが、existsメソッドをオーバーライドしないと問題が出るという件をきちんと書いているブログはなかったですね
ちなみに、GitHubのhttps://github.com/CakeDC/utilsには、AppModel.phpのexistsメソッドに記述を追加しろということは記載されていますね
自分なりに考えてみると、思っているほどみんなこのユーティリティを使っていないのかなぁと思ったりします
また、最終的にModelクラスのDeleteメソッドを、existsメソッドに細工することで動作しないようにし、その結果としてDeleteメソッドがFalseを返すという仕様はどうなんだろうなぁと考えたりします
もし、プロジェクトチームで開発を行っているのであれば、このユーティリティの仕様をきちんとチーム内で共有しておかないと、後々で仕様を勘違いして問題が発生するかもしれませんね
正直、自分ならこのユーティリティの利用はお薦めしませんね(苦笑
2016/05/20 22:17
上記提示メソッドでexistsを上書きすることで、結果うまく動きましたm(_ _)m
妙な動作をしてしまっていたのは、動作の確認のために、Cakeの「/lib/Cake/Model/Model.php」本体のdeleteメソッドを一部コメントアウトしてしまっていたのが原因でした_| ̄|○<アホでスイマセン
"正直、自分ならこのユーティリティの利用はお薦めしませんね"
ですよね(;´Д`)
以前からcakeは使用していて、論理削除も実装経験はあるのですが、find都度deleted = '0'が必要であったり後から改造を加える上でテーブルが増えれば増えるほど面倒な作業になってしまうので、今回初めて論理削除にビヘイビアを利用してみようと思い立ったらこんなことに・・・
結果から言って動くようにはなったのですが、理屈が矛盾している(おっしゃる通りfalseが帰ってくれば削除OKみたいな)ソースだったりするので、ちょっと考え中です。
むしろ自分でAppModelにbeforeDeleteとbeforeFindで手を加えてしまった方が間違いはないのかもしれませんね( ̄▽ ̄;)
今回は本当にありがとうございましたm(_ _)m