SQL における否定形の表現

Question

### 前提・実現したいこと
社会を登録していない学生の氏名が取得したいです。そのためのSQLを教えていただきたいです。

テーブル「学生」
```
番号  | 氏名  |  出身
---------------------
100  | あみ  | 東京
200  | まい  | 千葉
300  | はな  | 神奈川
```

テーブル「科目」
```
番号 | 登録科目  | 人数
---------------------
100  | 数学     | 20
100  | 社会     | 10
100  | 国語     | 30
200  | 数学     | 20
200  | 国語     | 30
300  | 国語     | 30
```
また、DB管理を行う際にAccessの導入を検討することは一般的か教えていただきたいです。

よろしくお願いいたします。

Accepted Answer

> 社会を登録していない学生の氏名が取得したいです。そのためのSQLを教えていただきたいです。

たとえば以下のようなクエリはどうでしょうか?

```SQL
SELECT *
FROM 学生 G
WHERE NOT EXISTS (
  SELECT *
  FROM 科目 K
  WHERE G.番号 = K.番号
  AND K.登録科目 = '社会'
)
```

> また、DB管理を行う際にAccessの導入を検討することは一般的か教えていただきたいです。

個人のPCで完結するレベルのアプリケーション開発ではAccessを採用するメリットは大きいと思います。

- 環境構築がシンプル
- VBAやExcelとの親和性が高く、連携も比較的容易
- データがすべてひとつのaccdbファイルに格納されるので、バックアップやコピーが簡単 など

一方、複数ユーザがひとつのDBを共有するようなアプリケーションになると、Accessでは苦しいと思います。

「ネットワークドライブに設置したaccdbファイルを複数人が共有する」というようなこともできなくはないのですが、
accdbが頻繁に破損したり、不整合が起きたりなど、個人的にいい思い出がありません…。

「Excelにデータベースの要素が追加されたもの」という程度の認識でAccessには付き合ったほうが良いと個人的には考えています。

Answer

Accessでは**where条件でサブクエリー**とするより、**インラインビュー**による結合の方が高速です。
※SQLServerも同様な傾向があるので、MS関連のエンジンの特性な気がします。
```SQL
select g.*
from  学生 g 
      left join (
        select 番号 from 科目
        where 登録科目 = '社会'
        group by 番号
      ) k
      on  g.番号 = k.番号
where  k.番号 is null
```

Answer

> 社会を登録していない学生の氏名が取得したいです。

このような`Exists`を使ったクエリになります。

```SQL
SELECT 学生.番号, 学生.氏名
FROM 学生
WHERE (((Exists (select 科目.番号 from 科目 where 科目.番号 = 学生.番号 and 科目.登録科目 = '社会'))=False));
```
![イメージ説明](3dcf296aa661b4e71e8a68b9fd10cc9b.png)

Answer

> また、DB管理を行う際にAccessの導入を検討することは一般的か教えていただきたいです。

Accessはパーソナル・データベースです。複数の人が同時に同じデータを更新するときに必要な排他制御ができません。それを理解しないで破綻する初心者は多いです。

前提・実現したいこと

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