再起関数の返り値が期待通りにならない

Question

親ノード対子ノードが「1:N」で、あるノードの親ノードを順に探していって、親ノードがいくつあるのかを出力するために、再起関数を用いました。

ノードはDBで言うとレコードのことで、ノードIDと親ノードIDのカラムがあります。（ノードIDは一意です）

実際は、そのノードに親ノードがあれば、親ノードIDを使って、親ノードのさらに親ノードを探す→そのまた親ノードがあれば・・・を繰り返します。

その際に再起関数を使っているのですが、期待通りの結果が得られません。

単純化して検証するために下記のような関数で試しましたが、意図しない結果が同じように出ます。

function increm($i) {
  if ($i < 5) {
    $i++;
    increm($i);
  }

  return $i;
}

$a = increm(0);
var_dump($a);

この結果がint(5)になって欲しいのですが、実際はint(1)になります。

試しにreturn $iの直前で$iを出力してみたコードが下記なのですが

function increm($i) {
  if ($i < 5) {
    $i++;
    increm($i);
  }

  var_dump($i);
  return $i;
}

$a = increm(0);
// var_dump($a);

結果はint(5) int(5) int(4) int(3) int(2) int(1)という（私にとっては）奇妙な結果になります。

実際の動きからすると私の認識が間違っているのですが、私の認識では、最初のコードで

if ($i < 5) {
    $i++;
    increm($i);
}

の部分が繰り返され、最終的に「5」になった$iがreturnされるものと思ってたのですが、実際はどのような動きになっているのでしょうか。

また、再起関数を使って期待通りの「5」を得るには、最初に書いたコードをどのように修正すれば良いでしょうか。

【追記】
https://teratail.com/questions/52947

上記の質問での回答内容を参考に

function increm($i) {
  if ($i < 5) {
    $i++;
    return increm($i);
  }

  return $i;
}

$a = increm(0);
var_dump($a);

としたところ、期待するint(5)が出力されました。
（if文のincrem($i)の前にreturnを追加しました）

最初の関数の呼び出しから順にたどると

increm(0) = increm(1)
increm(1) = increm(2)
increm(2) = increm(3)
increm(3) = increm(4)
increm(4) = increm(5)
increm(5) = 5  ←$iがそのまま返る

※「=」は数学のイコールの意味で書いてます

となるので結果的に「5」が返る、という理解でいいでしょうか。

Comments

[hoshi-takanori]

再帰の結果を使ってないからでは。

[yambejp]

nodeの具体例がないと検証ができないので回答がぶれます

Answer 1

実際はどのような動きになっているのでしょうか。

$iは関数の呼び出しごとに作られます。最初に呼び出したincrem(0)の中での$iは、$i++とされたきりで、それ以上変化しません。

Comments

[avantgarden]

ありがとうございます。
追記に記載した理解で合ってますでしょうか。