ラウンドロビンって何に使われていますか？

Question

スケジューリングのアルゴリズムの一つとしてラウンドロビンがあり、決まった時間内でタスクが処理されなけば、次のタスクへ移動し処理されなかったものは待ち列の最後尾に戻ることまでは、調べてわかったのですが、ラウンドロビンは実践的にはどこで使われているのでしょうか。Linuxで採用されているなど具体例が知りたいと思いました。タイムシェアリングを行うツールに最適との記載もみました。
何かご存知でしたらご教示いただけないでしょうか。
よろしくお願い致します。

Answer 1

CPUのタスクの割り振りに使われています。
通常CPUのコア数よりもOSで動いているタスクのほうが多いことが多く、タスクが時間がかかるものと短時間とある場合、タスクをやりきるまでアサインし続けると、長時間かかるものにずっと時間が取られてしまい短時間のタスクが放置されてしまいます。
例えば思い計算をしている間に、GUIの描画をしてくれず画面が固まったりするわけです。
そこでラウンドロビンを採用することで短時間のものが混じっている場合にすぐに終わらせることができます。