VPSを使っているので、同セグメントの他のサーバーの影響でIPアドレスがクラスBの範囲とかでブラックリスト入りするような場合、自分のサーバーではどうしようもないのでしょうか。
一般的に、IPアドレスやネットワーク範囲が対象のDNSBL(DNS Blacklist)に登録されてしまった場合、
- IPアドレス(自分が管理しているサーバ)の場合は、自分で解除を申請する必要があります。
- ネットワーク範囲で制限されたのであれば、自分では対処できませんので契約されている事業者に問い合わせをし、削除を依頼する必要があります。
ただ、そもそもフォームが悪用されたら終わりだし、仮に悪用されないような対策をしていたとしても、他のサーバーの影響だとどうしようもない(VPSをやめるしかない)というのが個人的な感想です。
DNSBL の多くは登録理由や発信元のメール情報がインターネット上に公開されています。DNSBLに登録されたのが他の IP アドレスの影響であれば、契約されている事業者に対処を依頼することになります。大量送信(故意にしろ、不正利用にしろ)が原因であれば、事業者側が何らかの対処を行います。
また、(このあたりは、各サーバやネットワーク管理者・担当者によって考え方は変わってくる、と前置きさせていただきますが)どのようなサーバ環境であれ、仮に自分でネットワークを管理していたとしても、自分が使っている IP アドレスだけでなく、上位のネットワーク全体が制限されてしまう場合もあり得ます。
つまり、DNSBL に登録されてしまうリスクは VPS に限らず、物理サーバでも、専用線を会社に引きこんでいたとしても、クラウド上のサービスでも発生します。ただ、サービス内容によっては、事業者が DNSBL を監視している場合もあるでしょう(監視をしているという話であり、100%登録されないと保証するサービスはありません)。
現実的な対処としては、お問い合わせフォームしか備えないのではなく、そのフォームが機能しない場合に備えて、お問い合わせの内容はメール以外にも保存する仕組みを作るなり(お問い合わせ内容次第と思いますが、 Slack のようなアプリに通知する方法も考えられますし)、別の連絡先メールアドレスを記載するなり、代替連絡手段を掲載されておくほうが安全と思います。
バッドをするには、ログインかつ
こちらの条件を満たす必要があります。
2021/05/24 05:23 編集
2021/05/24 11:22
2021/05/24 14:14