C言語で(void)の役割

Question

以下は、MCUメーカーが提供してくれる32bit ARMのレジスタ設定ソースですが、最後に(void)tmpregの役割ってなんでしょうか。

__STATIC_INLINE void LL_APB2_GRP1_EnableClock(uint32_t Periphs)
{
  __IO uint32_t tmpreg;
  SET_BIT(RCC->APB2ENR, Periphs);
  /* Delay after an RCC peripheral clock enabling */
  tmpreg = READ_BIT(RCC->APB2ENR, Periphs);
  (void)tmpreg;

}


/*マクロの定義
#define SET_BIT(REG, BIT)     ((REG) |= (BIT))
#define READ_BIT(REG, BIT)    ((REG) & (BIT))

Comments

[K_3578]

void型の意味知ってれば分かりそうなもんですが

Answer 1

「tmpregへ代入をしたけど、その値をどこでも使っていない」という警告を回避するためではないでしょうか。

Comments

[ParaParaDance]

有難うございます。　頂いた回答ですみませんが、
/* Delay after an RCC peripheral clock enabling */って書いてますが、
tmpreg = READ_BIT(RCC->APB2ENR, Periphs)；によってDelayになるのでしょうか。
レジスタを読んでいるだけに見えますが・・。

Answer 2

試しにそいつをコメントアウトでもして、コンパイルしてみればわかると思います

変数の未使用の警告を抑制するためのテクニックですね

Comments

[ParaParaDance]

有難うございます。　頂いた回答ですみませんが、
/* Delay after an RCC peripheral clock enabling */って書いてますが、
tmpreg = READ_BIT(RCC->APB2ENR, Periphs)；によってDelayになるのでしょうか。
レジスタを読んでいるだけに見えますが・・。

[y_waiwai]

レジスタの読み出し動作分のディレイになってます

[ParaParaDance]

ただディレイさせるために以下のソースを記入していますが、何か別の目的があるのかと思いました。
IC仕様によるものかもしれないので、STmicroに聞いたほうがよさげな気もしますが。
__IO uint32_t tmpreg;
tmpreg = READ_BIT(RCC->APB2ENR, Periphs);
(void)tmpreg;

[y_waiwai]

そこらへんはデータシートに載ってると思いますが。
今どきのCPUは同期回路なんでレジスタに値を書き込んだ直後はレジスタに値は反映されません
なので書き込んだ直後に読み出しを行うとおかしなことになります
そのために、ダミーの読み出しを挟むことでそれを回避してます