setIntervalのコールバックに関数式を書いたとき、インターバル毎に新しく関数オブジェクトが作られるのか？

Question

JavaScriptの質問です。

こちらの動画で、

「setIntervalの中で関数定義をすると実行するたびに毎回関数を作ることになるので、外に書いたほうがいい」

と言われていました。

つまり、

setInterval(function() {
  // 処理
}, 1000);

とすると1秒おきに新しく関数オブジェクトを作ってから実行することになるので、

function myCallback() {
  // 処理
}

setInterval(myCallback, 1000);

のように外に切り出すべきということでした。

これは本当でしょうか？
自分はsetIntervalの実行時に関数オブジェクトが一度だけ作られ、指定ミリ秒ごとにその関数を実行するものと思っていました。
可読性や保守性の面で外に切り出すのはわかるのですが、関数オブジェクトの作成が毎回行われるから外に出すというのは初耳でした。
（一応、関数の代わりに文字列を使う構文では指定時間ごとに文字列をコンパイルして実行するとMDNに書いてありました。）

また、addEventListenerやArray.prototype.forEachではどうなるのでしょうか。
中に関数式を書いてしまうとイベント発火毎や配列反復毎に関数オブジェクトが毎回作られるのですか？

Answer 1

1秒おきに新しく関数オブジェクトを作ってから実行することになるので

なりません。

setIntervalを呼び出す側で関数オブジェクトが作られてそれが引数になるだけですので、実行ごとに新たな関数が作られるわけではありません。

Answer 2

setIntervalはコールバックを無名関数にしてもしなくてもかわらないでしょう
addEventListenerの場合、無名関数は同じ内容を書いても追加されるので
別途宣言した関数を使うメリットはあります。

<div id="hoge">hoge</div>
<div id="fuga">fuga</div>
<script>
const hoge=document.querySelector('#hoge');
const func=()=>console.log(1);
hoge.addEventListener('click',func);
hoge.addEventListener('click',func);
hoge.addEventListener('click',func);
const fuga=document.querySelector('#fuga');
fuga.addEventListener('click',()=>console.log(2));
fuga.addEventListener('click',()=>console.log(2));
fuga.addEventListener('click',()=>console.log(2));
</script>

※funcを指定したhogeは一度しか追加されませんが無名関数で追加したfugaは
都度追加されています