関数の呼び出し時の違いについて(Python)

Question

初歩的な質問です。
現在Pythonを学習しているのですが、関数の呼び出し時の違いがよくわかりません。

単純に二つの関数(sayhelloとpostTaxPrice）で引数があるかないかの違いですが、呼び出し時に前者は関数名で呼び出しています。対して、後者のpostTaxPriceはprintで呼び出しています。この違いはなぜ起きるのでしょうか？

戻り値を含むときはprintを使うのでしょうか？

def sayhello():
    print("こんにちは")
    
def postTaxPrice(price):
    ans = price * 1.08
    return ans

sayhello()
print(postTaxPrice(100),"円")
postTaxPrice(100)

こんにちは
108.0 円
>>> 

Comments

[meg_]

「戻り値」については理解されていますか？

[taixnihsi]

すみません、理解があやふやです。もう一度ググって調べてみます。

[taixnihsi]

現時点では、呼び出し元に返ってくる値という認識です。

Answer 1

戻り値を含むときはprintを使うのでしょうか？

別にそういうわけではありません。

print(postTaxPrice(100),"円")

は

一時変数 = postTaxPrice(100)
print(一時変数,"円")

とほぼ同じです。

実行してみましょう。

>>> def postTaxPrice(price):
...     ans = price * 1.08
...     return ans
...
>>> 一時変数 = postTaxPrice(100)
>>> print(一時変数,"円")
108.0 円

つまり、一時変数に代入する代わりにprintという関数の引数として置いたのです。

sayhelloは戻り値のない関数なので、普通は他の関数の引数にすることはありません。
しかし、引数にできないわけでもありません。

>>> def sayhello():
...     print("こんにちは")
...
>>> print(sayhello(), "こういう結果です")
こんにちは
None こういう結果です

つまり、戻り値のない関数とはNoneを返す関数なのです。

Comments

[taixnihsi]

すごいわかりやすいです。ありがとうございます！

Answer 2

戻り値をprintしたいからでしょう。

price = postTaxPrice(100)
print(price,"円")

としても同様に動作します。

Comments

[taixnihsi]

理解できました。ありがとうございます