クエリーの実行時間をテーブルに記録したいです

Question

クエリーの実行時間をテーブルに記録したいです

以下のクエリーを用意しました。

INSERT INTO kiroku(queryname , start) values('クエリA' current_timestanp);

クエリA; ←中身は省略しますがUPDATEのクエリで10分くらいかかるものです。

INSERT INTO kiroku(queryname , end) values('クエリA' current_timestanp);

INSERT INTO kiroku(queryname , start) values('クエリB' current_timestanp);

クエリB;←中身は省略しますがUPDATEのクエリで10分くらいかかるものです。

INSERT INTO kiroku(queryname , end) values('クエリB' current_timestanp);

kirokuというテーブルには、queryname(text型)、start(日付型)、end(日付型)
というカラムが定義されています。

このクエリーを実行したら、kirokuのテーブルに記録された時間はすべてクエリー実行後の時間が入っていました。
どうやらすべてのクエリが終わったときの時間がはいってしまったようです。

なぜこのようなことになるのかと、1行ずつ実行させる方法を教えてください。

Answer 1

多分トランザクションで実行しているからだと思います。
9.9.4. Current Date/Time より抜粋すると、

これらの関数は、現在のトランザクションの開始時刻を返します。 この値は、トランザクションが実行されている間は変化しません。 これは、次の機能を検討した結果です。 単一トランザクションで、"current"時間を一貫性を持った表現を行うことができるようにすることを目的とし、このため、同一トランザクションで何回変更を行っても同一のタイムスタンプを生成します。

（中略）
PostgreSQLはまた、関数を呼び出した時の実際の現在時刻や現在の文の開始時刻を返す関数も提供します。非標準SQLの関数の全一覧を以下に示します。
transaction_timestamp()
statement_timestamp()
clock_timestamp()
timeofday()
now()

とのことです。

Comments

[occhy]

トランザクションがおおいにヒントとなりました。
ありがとうございました。

Answer 2

目的に合った関数は、clock_timestamp()です。

ただ、クエリー名がユニークなるように工夫されているなら問題ありませんが、そうでないなら、
kirokuテーブルの目的からするとデザイン変更した方が良いかと思います。
複数の同じクエリーが記録されることになりますけど、同じクエリー名で抽出したとしても、どのstartとendの組み合わせが元のクエリーのものか分かりませんから。

オートナンバーをキーにして、startとendは１行に持たせた方が良いと思います。

Comments

[occhy]

ご指摘の通り使う関数が間違っていました。clock_timestamp()で解決しました。
あと、アドバイスの、オートナンバーをキーにして、startとendは１行に持たせたる、というのは、どのようなSQLを書くと実現できますでしょうか。一行にしたほうがいいということに目からうろこですが、実現方法が思いつきませんでした。

[sazi]

・insert
・オートナンバーの取得
・クエリー
・オートナンバーを条件にupdate
の様な手続きを踏みます。
以下が参考になるでしょう。
PostgreSQL/INSERTした時のserial値を取得する方法
https://db.just4fun.biz/?PostgreSQL/INSERT%E3%81%97%E3%81%9F%E6%99%82%E3%81%AEserial%E5%80%A4%E3%82%92%E5%8F%96%E5%BE%97%E3%81%99%E3%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95

[sazi]

無名ブロックで記述すれば、変数として値を保持し、end分をupdateするような事も出来ます。
https://www.postgresql.jp/document/9.4/html/sql-do.html

[occhy]

回答ありがとうございます。イメージはつかめました。
期末で倉庫の手伝いに回されてしまったので、期明けに挑戦してみます。