再帰関数 return 時の挙動

Question

下記のような再帰関数があります。
return時に呼び出し元に返却されていくのは理解できたのですが、
なぜ、nが加算されていくのか教えて頂けないでしょうか。

(return n　だと、　n という　変数が上書されていくように
感じてしまいます。)

def sum(n):
if n<1:
return n
return n + sum(n-1)

s = sum(100)
print(s)

Answer 1

nという変数は再帰呼び出しされた各関数内でローカルな変数です。

簡単な例でsum(3)のnの動きについて考えてみましょう。

ここではわかりやすくするために、
sum(3)におけるn→n
sum(2)におけるn→n'
sum(1)におけるn→n''
sum(0)におけるn→n'''
と表現することにしましょう。

sum(3)ではn+sum(n-1)
sum(2)ではn'+sum(n'-1)
sum(1)ではn''+sum(n''-1)
sum(0)ではn'''
が返されます。

結果として、sum(3)の返り値はn+n'+n''+n'''=3+2+1+0=6
となります。

Comments

[mk_script]

イメージできました。
回答ありがとうございます。

Answer 2

return n　だと、　n という　変数が上書されていくように

感じてしまいます。

「再帰関数」と言っても、呼び出しごとにnは別物です。

Comments

[mk_script]

回答ありがとうございます。