Raspberry pi でDCモータに供給する電圧を制御したい。

Question

Raspberry piを使用しプログラム上でDCモータに供給する電圧を指定することは可能なのでしょうか？
7.2vのバッテリーとl298nのモータドライバーを使用しています。

Answer 1

D/Aコンバータを接続すれば、電圧出力が可能になります。

簡易的にするのであれば、PWM出力を出して平滑化するという手もありますが

Answer 2

出来ます。Raspberry Pi の出力はディジタルですが、1 周期あたりのパルス幅を変えることが出来ます。これを回路によって積分してやると波形が滑らかになり、出力周波数よりより長い波長で見た場合連続につながっているように見えます。これを PWM(Pulse Width Modulation、パルス幅変調)と呼びます。これを使えばパルス幅を変えるだけで任意の電圧を得られるので任意の波形を得られることが可能です。詳しいやり方は「Raspberry Pi PWM Python」などで調べてみてください。

Comments

[tanakatanaka456]

PWMの値を大きくすれば電圧も大きくなるということですか？

[A_kirisaki]

PWM は 0~100% の割合を決めるものだと思ってください。電圧を大きくするのはモータードライバの役目です。

[tanakatanaka456]

電圧を大きくするようにするためのものがPWMということでしょうか？

[tanakatanaka456]

in1 = 8
in2 = 11
en = 24
temp1 = 1
lastState = 'LOW'
GPIO.setmode(GPIO.BCM)
GPIO.setup(in1, GPIO.OUT)
GPIO.setup(in2, GPIO.OUT)
GPIO.setup(en, GPIO.OUT)
GPIO.output(in1, GPIO.LOW)
GPIO.output(in2, GPIO.LOW)
p = GPIO.PWM(en, 1000)
p.start(55)

この部分ですとp = GPIO.PWM(en, 1000)の部分がPWM制御の部分でしょうか？

[A_kirisaki]

いえ、そこはチャンネルと PWM のパルス周波数を決めているところであって start(55) でパルス幅（デューティ比と呼ぶ）を決めています。デューティ比を途中で変えるには p.ChangeDutyCycle(10) のようにすればよいです。詳しくはドキュメントに書いてあります。 https://sourceforge.net/p/raspberry-gpio-python/wiki/PWM/