"前のバージョン"をどのぐらい前の意味で言っているのかが明らかじゃないと質問の要点は明らかではなく
バージョンが具体的に示されなければ個別の回答はない
が直截の回答だろうと思います。他には
自分が使おうと思っているバージョンを提供しているUbuntuのバージョンを採用する
か
自分でビルドする
か
特定のマイナーバージョンで動作確認をする目的ならそれをaptで指定する
あたりが想定回答です。
ですがそもそもそんな段階ではないようなので以下だらだらと書きます。
これはLinuxディストリビューションはなんのためにあるのか? という話かなと思います。
*nixの文化では「自分が必要なソフトウェアを自分でビルドできる自由」が重要視されてきたと思います。昔だと「自分で必要だと思うなら自分でビルドすればいいじゃない」とか「自分でビルドできなければ使っていけないよ」という雰囲気ですよね。
でもそれは大変な話で、
- AというソフトにはBとCが必要
- Aのバージョンは1.0と1.1がある
- バージョン1.0のAには、Bのバージョン0.5〜0.7とCのバージョン2.0未満が必要
- バージョン1.1のAには、Bのバージョン0.7〜0.9とCのバージョン1.8以上が必要
- 以下膨大な依存関係があったり
みたいな条件があって、バージョン1.0のAが使いたかったらBとCのバージョンはどうしよう? みたいなことを考えなきゃいけなくて、Bをビルドして、Cをビルドして、おっとCにはDもEも要るんだった、Dを入れてEを入れてCをビルドし直して、Aをビルドして、、、とやっていたわけです。
そんなことは誰にでもできることじゃないですし、可能な組み合わせ全部が必要なわけじゃないですから、ある時点で安定して使えるバージョンの組み合わせをあらかじめ用意してその範囲で固定してしまえばいいですよね。バグフィックスも、そのあらかじめ用意している範囲で提供していけば管理も楽です。
そのソフトウェアの組み合わせとバージョンの組み合わせがLinuxディストリビューションであり、Linuxディストリビューションのバージョンじゃないですか?
このディストリビューションのこのバージョンには自分が使いたいこれの古いバージョンが入ってない! なぜだ! なんとかならないのか! というのは、レトルトのカレーを買ってきた人がこのカレーにはジャガイモが少ない! おかしい! なんとかならないのか! って言っているようなものじゃないでしょうか。
(繰り返しますがバージョンが具体的に示されなければどういう目的なのかこちらには伝わってないので、この例えはおかしいとか、例えが雑だという感想を持ったなら悪しからずご容赦を)