[python]errorハンドリングのベストプラクティスがわからない

Question

以下のようなpythonプログラムを組みまして、persondata = get_personList(Id)で発生したエラーを
Exceptionで拿捕してメッセージをセットするようにしています。

しかしながら、Id =SiteId + persondata['personId']処理において
persondataでローカル変数が見つからないというエラーが発生します。

これを回避するためにId =SiteId + persondata['personId']を
tryの中に入れますと今度は、get_data(Id)でIdが見つからないというエラーが発生します。

これを回避するためにresult = get_data(Id)も
tryの中に入れるしか方法はないのでしょうか？（最後のコード）
result = get_data(Id)に対しても別のtryを設定したいのですがいい方法はありませんか？

        try:
            persondata = get_personList(Id)
        except Exception as ex:
            error.setMassage('E403')
            result = None
            
        Id =SiteId + persondata['personId']
        result = get_data(Id)

        try:
            persondata = get_personList(Id)
　　　　　　 Id =SiteId + persondata['personId']
        except Exception as ex:
            error.setMassage('E403')
            result = None
            
        result = get_data(Id)

        try:
            persondata = get_personList(Id)
　　　　　　 Id =SiteId + persondata['personId']
　　　　　　 result = get_data(Id)
        except Exception as ex:
            error.setMassage('E403')
            result = None
            

        try:
            persondata = get_personList(Id)
　　　　　　 Id =SiteId + persondata['personId']
　　　　　　 try:
　　　　　　     result = get_data(Id)
            except Exception as ex:
                ・・・・
        except Exception as ex:
            error.setMassage('E403')
            result = None
            

Answer 1

Exception を別に定義して別々の例外を投げるようにしましょう。そうすれば try は一箇所で済みます。
8. エラーと例外 — Python 3.9.1 ドキュメント

class ApplicationError(Exception):
    pass

class PersonNotFound(ApplicationFound):
    ...

class ResultNotFound(ApplicationFound):
    ...

        try:
            persondata = get_personList(Id)
　　　　　　 Id =SiteId + persondata['personId']
　　　　　　 result = get_data(Id)
        except PersonNotFound as ex:
            ...
        except ResultNotFound as ex:
            ...

こんなふうにして例外によって処理を分けることが出来ます。

Comments

[pokemonta]

同じエラーを投げたときに
get_personList(Id)で発生したのか
get_data(Id)で発生したのか判別できないのではないかと懸念していました。
例えばDBの接続エラーはどちらのgetでも発生ます。

[A_kirisaki]

それはあくまで「DB 接続エラー」なのでそれとして扱い「500」系のエラーを返すのが正しい働きなのではないかと思います。

[pokemonta]

例が悪かったですね。
get_personList(Id)で従業員名簿から対象の人を抽出します
result = get_data(Id)で対象の人の勤怠データを抽出します。
どちらもデータがなければKeyErrorのexceptを発行するのですが(DBが発行)
意味合いが違います。前者はマスタで後者はトランです。
このような場合に違いが分かればよいと思いました

[pokemonta]

前者は、従業員データがありません
後者は、勤怠実績がありませんとメッセージを使い分けたいです

[A_kirisaki]

get_personList と get_data の内部で KeyError をキャッチしてあげて回答に挙げた例外をそれぞれ上げ直すとよいのではないのでしょうか。それぞれの中で try が必要になりますが、上のレベルでの try ネストは避けられます。

[pokemonta]

成程。。。ありがとうございます。