これは Idle Detection API の利用許可を制御するフラグかと思います。
Idle Detection API については こちらの記事 (あるいはより厳密な詳細を確認したければ、 WICG の対応するリポジトリ) を御確認頂くと分かるのですが、簡単に言えば、ウェブページが端末全体に対する ユーザの「離席」状態を検知することができる API です。許可されたウェブページでは、ユーザが離席しているか、画面をロックしているかの状態検知を要求し、状態が変化したときにコールバックを呼び出してもらうことが可能になります。
用途は前掲の記事にある通り、 「チャットアプリで離席状態を検知」「公共端末が放置されたときホームに戻る」「離席中に演算コストの高い処理を実行してしまう」 といったケースが想定されていますが、未だ実験段階の API であり、 Chrome (84 以降) でしか利用できないようです。
実際にどのように動作するかについては、 こちらに単純なデモ が用意されていますから、試してみるとよいのではないでしょうか。 "Request Permission" ボタンを押すと、「ユーザーのアクティブ状態」の権限許可を求められます。それを許可し、 "Start" ボタンを押した後、 Threshold の時間 (最小で 60000 msecs == 1 分
) だけ PC を放置すると、 active
だった状態が idle
に移行することが検知されるはずです。あるいは、開発者ツールの "Sensors" タブから状態を強制的に変更することも可能です。
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2020/12/12 08:31