飲食店における帳票は大変難しいものがあります。まづ、受注や発注の多くは口頭で、紙の伝票の上で保管されます。
もし電子帳票を導入するにしても、「データの打ち込み直し」という作業から入ります。これが大変な手間です。
「打ち込んでいる時間で、ソロバンで集計ができてしまう」
というわけです。しかしソロバンでできてしまうのは税理士に提出する売上合計、仕入れ合計にすぎず、
その他の分析をしようと思うと、やはり電子計算機を使うのが魅力的ですが、前述のとおり「データの打ち込み直し」というハードルががあります。
要するに電子帳票の多くは
「受注や発注の段階からシステムにインプットすることを強いる」
という前提にあるように思います。
最近ではOCRなども出てきましたが精度の問題と、OCRで認識した文字データをシステムに落とし込むのは相当な難易度が必要で、そういった帳票は天文学的な価格で、小さい会社が手を出せるものではありません。
それと冊子になっている伝票をバラバラにしてスキャンにするということも現実的ではないと思います。
要するに、「受注する人間は事務員とは限らず、受注段階でシステムにインプットできる段階ではない(受注発注の段階ではメモ書き)。」「打ち込み直すのがめんどうだ」
「・・でも分析ができればなあ」
という背景があるわけです。かような要望にこたえる帳票というのはこの世に存在しないのでしょうか。
端的にいえば「データ入力UI」が課題なんだろうと思います。
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2020/12/10 11:45
2020/12/10 11:49
2020/12/10 11:52