stateパターン(デザインパターン)の汎用的な具体例

Question

デザインパターンの1つであるstateパターンについて学習しています。

先輩に教えてもらいif文を書かずに綺麗に実装を行うことができると聞き、「Java言語で学ぶデザインパターン入門」を購入して学習しました。
確かに金庫システムを例に記載があり確かに綺麗に実装ができるなと思いました。

ただこういう入門書はわかりやすい例で記載されていますが、実際の現場でありそうな具体例(DB接続やhttp通信など、汎用的な処理での例)を知りたいと思いました。

実際にstateパターンを用いた実際例を教えていただきたく思います。

Answer 1

if文を使わず綺麗に書けるというとストラテジーパターンかと思います。
ステイトとストラテジーはとても似ていてステイトにメソッドを生やしてポリモフィズムするとストラテジーです。
JavaではEnumをステイトとしインターフェースにメソッドを定義してそれぞれのenumにメソッドを書くという書き方が非常に強力で多用されます。
どんなときに使えるかというと、同じ条件分岐が２回以上出現するときで、その条件はステイトパターンに出来、条件分岐の中にある重複コードをメソッドにして呼び出すようにするとストラテジーになります。
また、Xxxタイプのようなものはとりあえず全てenumにしておいて必要に応じてメソッドを生やしていくと良いですよ。

質問にあった具体例としてすぐ思い出せるとこほでは、料金プラン、ユーザータイプ、決算種別、などなど、とにかく種別とかタイプとかそういうやつ全部です。