グローバル IP アドレスは事業者ごとにある程度の範囲で割り当てられるものです。X サーバーからさくらインターネットに引っ越したら IP アドレスは変わります。
ドメイン名(FQDN) は、名前から IP アドレスへの対応ですが、1 対 1 ではなく、n 対 n です。
ある FQDN に複数の IP アドレスを対応付けることが可能です。たとえば、アクセス数が多いサービスなどで同じ FQDN に対して複数のサーバの IP アドレスを返す設定をすることにより、負荷の分散を図ることができます。A さんと B さんで同じ URL にアクセスしても、実は違う IP アドレスのサーバにアクセスしていたり、ということがある、ということです。
逆に複数の FQDN が同じ一つの IP アドレスに対応付けることも可能です。よくある例としては、IP アドレスが一つしかない一台の WEB サーバを複数の FQDN で呼べるように設定し、同じ 80 番ポートでサービスしながらどの FQDN で呼ばれたかによって別のサイトのようにふるまう、というのがあります。
プロバイダから回線を借りるときに常時接続サービスでないときなどは、接続するごとにグローバル IP アドレスが変わるケースがあります。こういうときでも同じ FQDN で呼べるようにする Dynamic DNS という仕組みがあります。グローバル IP アドレスが変わったことを Dynamic DNS サーバに通知して、DNS で他の人が名前を引いたときに新しい IP アドレスを返すようにします。
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2016/03/27 13:34