Accessフォーム YES/NO型フィールドのクリック時イベントで、チェックが入った時と外れた時を区別するには

Question

Access(2007-2016)で開発中です。

表形式フォームにあるYES/NO型フィールドのクリック時イベントで、チェックが入った時と外れた時を区別するにはどうすればよいのでしょうか。

具体的には、YES/NO型のフィールド「フィールドB」をクリックしたとき
・チェックを入れた時：フィールドAの内容をフィールドCにコピー
・チェックを外したとき：フィールドCの内容をクリア

〇表形式フォームのレコードソースになっているテーブル
・フィールドA:テキスト型
・フィールドB:YES/NO型
・フィールドC:テキスト型

検索してもそれらしいものが出てこずに困っています。
参考になるサイトを教えていただけるだけでも助かります。

Answer 1

クリックをした時ということはその行が確定される前だと思いますので、対象のフィールドではなく対象のチェックボックスのイベント「クリック時」を利用するとよさそうです。

チェックボックスがチェックされているかどうかは、そのチェックボックスの value が true か false かに対応しますので、それを利用すればいいのではないでしょうか。

仮に

• フィールドA に連結されているテキストボックス： textA
• フィールドB に連結されているチェックボックス： chkB
• フィールドC に連結されているテキストボックス： textC

という名前だとして、 chkB のプロパティからイベント→クリック時の「イベントプロシージャ」として、以下のようなコードでできるかと思います。

    If Me.chkB.Value Then
        Me.textC.Value = Me.textA.Value
    Else
        Me.textC.Value = Null
    End If

Comments

[ryoya_access]

チェックボックスがチェックされているかどうかは、そのチェックボックスの value が true か false かに対応しますので、それを利用すればいいのではないでしょうか>>> おっしゃる通りですね。自身のクリック時イベントで、自身がTrueかFalseかを判定できるのですね。「Me.chkB.Value」は「Me.chkB.Value = True」と同じ意味でしょうか、Trueは省略できるようで、これも勉強になりました。ありがとうございました。

[kaz.Suenaga]

> 「Me.chkB.Value」は「Me.chkB.Value = True」と同じ意味でしょうか

はい、そのとおりです。
`If (条件式) Then` は実際には「条件式がTrueか」を評価しています。
そのため、 ` = True` の場合は省略可能です。

ただし、暗黙の型変換の影響により、意図しないものがＴrueと判定される可能性もあるので、式自体がTrue/False意外とりえない場合のみ使う方がいいですね。