ルータのインターフェースについて

Question

現在、ciscoのルータを使ってネットワークの学習をしているのですが
この機器はインターフェースには直接ipアドレスが振れないみたいで、vlanを設定してからそこにipアドレスを振り、インターフェースを割り当てています。
Gi0/1とPCが繋がっていたとして、PCからみてPCと繋がっているルータのインターフェースはこの場合「vlan2」になるという認識で正しいでしょうか。
Gi0/1に直接ipを振ることができるのならば、vlanを設定したりせず、ルータのインターフェースは「Gi0/1」だと分かるのですが・・・。

よくわからない質問をしてしまっていたら申し訳ありません。
ご回答いただけると幸いです。

Answer 1

まず、インターフェースとIPアドレスとが1対1対応する必要はありません。
別の質問で eth0 等の単語をあげられているので、Linux等、サーバ/PC でのネットワーク管理のイメージがあるのかも知れませんが、Ciscoルータでは、

• VLANが複数インターフェースを従える
• VLANがIPアドレスを持つ

ということで、IPアドレスとインターフェースは直接結びつきません。

なお、Linuxでもブリッジという機能を使うと似たような構成になります。
例えば、

• ブリッジ br0 が、インターフェース eth0, eth1 を従える
• br0 がIPアドレスを持つ
  ※eth0,eth1自体はアドレスを持たない

という設定が可能です。この場合、Linux機は、eth0,eth1 に対応するポートを持ったスイッチのように振る舞います。

Answer 2

PCの側からは相手の都合のことはわかりません。PC側からわかるのは対向のMACアドレスのみです。ARPによって、MACアドレスとIPアドレスが紐付けられます。ですので、IPアドレスも推測はできます（ただし、中継の可能性がある）。

なお、タグVLAN(Ciscoでいうところのtrunkポート)を用いている場合ならば、対向装置もVLAN-IDを共有します。もっとも、これはPC相手に使うものではないです(Switch同士など)。