ドメイン駆動設計におけるEntityとValueObjectの同一判定と同値判定について

Question

前提・実現したいこと

最近ドメイン駆動設計を勉強してるのですが、よくEntityとValueObjectの同一・同値判定処理を実装する記事がよくあります。
EntityとValueObjectの概念は理解できたのですが、その同一・同値判定処理はどこの場面で使用するのか分らず、悩んでます。

どこのサイトも概念とコードは転がっているのですが、具体的な使用方法が知りたいです。
少し、淡白な質問になってしまい申し訳ありませんが、ご教授お願いしたいです。

class product
{
  private int _id;
  private string _name;

  public product(id ,name)
  {
    this._id = id
    this._name = name
  }
}


Product p1 = new Product(1, "pro1"); 
Product p2 = new Product(1, "pro2");

p1.equals(p2); 

みやいな記事をよく見かけるのですが、同じ識別子を持ったオブジェクトを比較する処理ってどんな場面かいまいち、ピンとこないのです。

Comments

[gentaro]

> 同一・同値判定処理はどこの場面で使用するのか分らず

むしろ同一・同値判定をしないプログラムの方が世の中少ないと思いますが、どんなプログラムを作る想定なんでしょうか？

[Zuishin]

例えばババ抜きなら、手持ちのカードのどれを捨てればいいかの判定に使えます。
この調子で例をずらずら挙げればいいんですか？

Answer 1

値オブジェクトであれば、equalsでよいと思います。すべての属性が一致しているかで判定することが多いです。

エンティティの場合は、エンティティの場合は識別子(ID)が一致しているかどうかだけが関心事になりますが、equalsで実装するパターンと、別メソッド(sameIdentityなど)で実装するパターンがあります。equalsで実装すると標準ライブラリのコレクションに含めた場合も識別子に基づいて簡単に検索・置換・取得が可能です。しかし、equalsが識別子以外の属性に基づいて判定していないので誤用の原因にもなります。であれば、別途IDが同一か判定するメソッドがあればよいという考え方もあります。