OrderSendで成行した後にSLTPをModifiedする

Question

現在、ある条件において注文を出すということを行い、その後SLTPをセットするという流れでやっています。
Entry注文に関しては成行となり、カウントダウン方式の為、同時に設定ができない（らしい）ので、Entry後にModifiedする流れになっています。

全体的な流れをコードで書いていきます。

//Property
long order_magic = 11111;
double input_sl = 0.3;
double input_tp = 0.6;
int select_hour = 3;
int select_min = 00;
datetime timeLimit = 0;
 //他にもありますが、とりあえず、、、

//Expert tick function
void OnTick()
{
　//時間関係
　datetime tm = TimeCurrent();
　MqlDateTime stm;
　TimeToStruct(tm, stm);

　//条件として、指定した時分の時だけ処理を行います
　if(select_hour == stm.hour && select_min == stm.min && timeLimit < tm)
　{
　　//まぁいろいろちょっと値の取得なりなんなりがありますが、、、それらが終わって

　　//Entry注文
　　MqlTradeRequest request = {0};
　　MqlTradeResult result = {0};

　　//いろいろ設定していきますが、省略させていただきます。
　　request.action = TRADE_ACTION_DEAL;
　　
　　//OrderSend
　　if(!OrderSend(request, result)) { //Error表示 }

　　//時間を空けます（すぐにやるとどうもうまくいかなかったので）
　　Sleep(3000); //3秒

　　//現在のポジション✓を行います
　　int total = PositionsTotal();

　　//forで回しながら一つずつ条件判定を行います
　　for(int i = 0; i < total; i++)
　　{
　　　ulong position_ticket = PositionGetTicket(i);
　　　ulong magic = PositionGetInteger(POSITION_MAGIC);
　　　double sl = PositionGetDouble(POSITION_SL);
　　　double tp = PositionGetDouble(POSITION_TP);

　　　//もしも、Entry時のマジックナンバーが一致し、そのSLとTPが設定されていなかったら、SLTPをセットする
　　　if(magic == order_magic && sl == 0 && tp == 0)
　　　{
　　　　double price = PositionGetDouble(POSITION_PRICE_OPEN);
　　　　
　　　　//SLとTPの設定

　　　　ZeroMemory(request);
　　　　ZeroMemory(result);

　　　　//パラメータを設定して

　　　　if(!OrderSend(request, result)) { //Error表示 }
　　　}
　　}
　　//timeLimitの設定
　　timeLimit = tm + 120;
　}
}

省略しながら書きましたが、とりあえず、基本的には動作確認はしまして、実際に動作しています。

しかし、ある条件においてはSLTPがModifiedできない状況があります。
###エラーに関して
基本的に表示されるエラーは「Invalid Stops」ということで、Entryして3秒後の価格が設定したいSlまたはTPに近すぎてSetできないという状況なのかなと、認識しています。

では、このエラーに対してどういうアプローチがいいのか？を考えています。

例えば、A通貨ペアにおいて、現在の価格から0.054離れていないと注文ができないという状況だとします。
設定したい値はEntry時の価格から0.1の場所とします。
１．
Entry価格＝100.000円
設定したいSL又はTP価格＝100.100円
Entry後３秒後の価格＝100.060円

２．
Entry価格＝100.000円
設定したいSL又はTP価格＝100.100円
Entry後３秒後の価格＝100.060円
その後100.010円とかになった時

３．
一瞬で動いて、そもそも3秒後には100.100円まで到達していた時

---

SLTPでError表示の部分に関して、そうなった場合、価格の監視をスタートして、設定した値に到達した場合は成行決済？
到達せずに設定できるポイントまで価格が変わったら再度SLTP？

どのようにアプローチされているでしょうか？

Answer 1

OrderSend()の前にSLTP共にストップレベル以上に調整する必要があると思います。
MarketInfo(Symbol(), MODE_STOPLEVEL) // MQL4の場合

時間経過でのレート変動でエラーになる場合、
最新レートを基準にストップレベルに対応しなければならないので、
RefreshRates()で最新レートを取得してから
BidまたはAskにストップレベルを加味した値をSLTPに設定しないとオーダーは通らないと思います。
エントリー価格でない点に注意です。

for内でSleepがないので変更注文に一度失敗した後は全て連続注文的なエラーになりそうです。
変更注文を成功してもforを抜けられないのでその辺も必要かと。
同じポジションへのforだと勘違いしていました。
自分はOrderSend()する箇所をforで囲んでストップレベルエラーの時だけ最新レートでストップレベル調整して再OrderSend()しています。
この場合、SLが調整されるケースが発生すると想定損失額と差が生じる原因になるので、
SLの調整を許容できない場合はそれなりの処理が必要です。

MQL5だと思いますがMQL4とはエラーメッセージが異なる様なので、
エラーメッセージと共にエラーコードなど合わせてもらえると問題を特定しやすいかなと思います。

Comments

[Fetherion]

返信遅くなりました。
当然と言えば当然ではあるでしょうが、やはりそういう形が綺麗でしょうかね。

例えば、Errorが出たらmodifiedできなかったよという形でbool modified = false;みたいなのを用意し、
Tickで、if(!modified){設定したかった価格を超えたので決済}っていう形もアリなのかな？と思ったのですが、どうでしょうか？

[buibui80]

運用の方針によると思いますが、自分の場合は必ずSL注文を完了させます。
ストップレベルエラー時はSL値を調整してでもSLの変更注文を完了した上で、
OnTick()で決済ロジックを組んでプログラム的にも決済をさせます。

急な値動きで決済ロジックの決済に遅延や失敗が発生したり、
MT4のクラッシュやネットが不通になって決済ロジックが機能しないケースを回避する目的があります。

[Fetherion]

ありがとうございます！
SLを完了させる、、、これはやはり大事ですよね。せっかくのものがそれで台無しになってはどうにもなりませんしね。。。