bash - の「-」について

Question

OSはAmazon Linux2です。
https://qiita.com/miriwo/items/4ac80bc51bb072ace652
上記サイトの
curl -sL https://rpm.nodesource.com/setup_8.x | sudo bash -
について、

こちらの、curlでリポジトリを取得した後の、「sudo bash -」について、
こちらはどのような動作を行なっているのでしょうか？

「-」が理解できず、教えていただきたいです。

よろしくお願いいたします。

Answer 1

bashの「--」オプションは、オプションの終了を示しています
その代替で「-」でも機能します
他のコマンドでも多く使われる手法だと思います

Comments

[yambejp]

例えば ls -l - -a
とすると「-a」というファイル名を探します

Answer 2

一般に、「-」は標準入力を受け取ることを明示する際に使います。cat foo - barで、ファイルfooの内容、標準入力の内容、ファイルbarの内容が連結されて出力される、といった具合に。

今回の例ですと、パイプ経由で受け取るcurlの出力(https://rpm.nodesource.com/setup_8.x の内容)をシェルスクリプトとして実行します。

ただ、今回の例では「-」がなくても動作は同じですね。「sudo bash」でも標準入力を受け取って実行します。

Answer 3

この場面では、特に意味はありません。

man bashには、以下のようにあります。

-- はオプションの終わりを示し、それ以降のオプション処理を行いません。 -- 以降の引き数は全て、ファイル名や引き数として扱われます。 引き数 - は -- と同じです。

この場面でbashに与えられるのは-と標準入力だけなので、「-- 以降の引き数」は存在しません。