Linuxのif文で変数の中身を確認し書き換えるコマンドを作成したいのですが

Question

始めまして。今月からLinux(sentOS)を学び始め、つい先日やっとシェルスクリプトの書き方までたどり着きました。
自分自身でシェルスクリプトを作成していて疑問に思う点がありましたので、どなたか詳しい方ご教授いただければ幸いです
以下が自分で作成して試したシェルスクリプトになります。

export sum = a

if [ -n "$sum" ] ; then

 $sum = A

else

 echo NG

fi

環境変数sumの中身をaとして設定し
if文の中で条件式には「環境変数sumの中身が空文字列でなければ」を設定し
真であればsumの中身をAに書き換える、というようなif文を作成したつもりだったのですが
コマンド実行後にecho $sumと入力してもaのままになっています

変数の中身が〇〇の場合は中身を●●に書き換えるという単純なシェルスクリプトを作ってみたかったのですが
コマンドのどこに不備があるのかどなたか教えていただけないでしょうか？
よろしくお願いします。

Answer 1

環境変数やシェル変数への値の設定はsum=aやsum=Aのように書き、=の前後に空白を入れてはいけません。実際にコマンドラインでsum = aを実行して、どのように解釈されるか確かめてみるといいでしょう。

また、$sum=Aと書いたのでは、sumの値aが展開されa=Aを実行することになります。

さらに言うと、シェルスクリプトの中で環境変数の値を変更しても、その値が有効なのはそのシェルスクリプトの中と、そこから起動されるプロセスだけです。シェルスクリプト終了後のコマンドラインでsumの値を確認してもそれは変更されていません。

#!/bin/bash
export sum=a
if [ -n "$sum" ]  ; then
	sum=A
	echo $sum
else
	echo NG
fi

ということを理解した上で、source ファイル名か. ファイル名とコマンドラインで実行すれば、echo $sumするとAとなっているのを確認できるはずです。

Comments

[bookcat100]

分かりやすい回答をしていただきありがとうございます。
シェルスクリプトの中で変数の値を変更しても、それはあくまで一時的なものだったのですね
いい勉強をさせていただきました。ありがとうございます。

[Daregada]

末尾に書いてあるように、sourceコマンドを使えば、現在のシェル(たいていは、端末でコマンドを対話的に実行するシェル)でスクリプトを実行して、そこで設定されている環境変数の値を使い続けることができます。