rsyncの"--log-file"について

Question

rsyncのオプションで「--log-file」があり、同期するものの間の差分ファイルをログとして残してくれますが、
その差分ファイルのパスはデフォルトで相対パスになっているようです。

これを絶対パスにする方法はあるのでしょうか？

Answer 1

--log-file-format のデフォルトが " %i %n%L" です。
rsync の対象がカレントディレクトリ以下にあるとして、

--log-file-format=" %i `pwd`/%f%L" 

とするといいのではないでしょうか。

参考: rsyncd.conf(5) の "log format" 箇所

Comments

[Fiberalph]

--log-file-format=" %i `pwd`/%f%L"
だと、

2016/02/17 16:19:00 [31352] building file list
2016/02/17 16:19:00 [31352] .d..t...... `pwd`/home/test/.
2016/02/17 16:19:00 [31352] <f+++++++++ `pwd`/home/test/test.txt
2016/02/17 16:19:00 [31352] .d..t...... `pwd`/home/test/assets
2016/02/17 16:19:00 [31352] <f+++++++++ `pwd`/home/test/assets/test2.txt
2016/02/17 16:19:04 [31352] sent 341 bytes received 390 bytes total size 1803

こうなってしまったので、
--log-file-format=" %i /%f%L"
これで、

2016/02/17 16:21:00 [31352] building file list
2016/02/17 16:21:00 [31352] .d..t...... /home/test/.
2016/02/17 16:21:00 [31352] <f+++++++++ /home/test/test.txt
2016/02/17 16:21:00 [31352] .d..t...... /home/test/assets
2016/02/17 16:21:00 [31352] <f+++++++++ /home/test/assets/test2.txt
2016/02/17 16:21:04 [31352] sent 341 bytes received 390 bytes total size 1803

解决しました！

ありがとうございました！

Answer 2

--log-file=/absolute/path/to/rlog

絶対パスを指定する方法以外ではなくの趣旨ですか？

Comments

[Fiberalph]

ちょっと違います。
わかりにくくですみません（汗

ログファイルの内容の話です。
現状デフォルトで以下の様なログファイルであり、
rsyncによる同期ディレクトリが基の相対パスであると思われます。

2016/02/17 10:41:31 [30322] building file list
2016/02/17 10:41:31 [30322] .d..t...... ./
2016/02/17 10:41:31 [30322] .d..t...... test.txt
2016/02/17 10:41:31 [30322] .d..t...... directory/test2.txt
2016/02/17 10:41:32 [30322] sent 68 bytes received 35 bytes total size 180

この内容のそれぞれのファイル・ディレクトリのパスが絶対パスにならないのかなぁ、という感じです。
お分かりいただけますか？

[NCC1701]

ログファイルのフォーマット指定（--log-file-format）に絶対パスを記載する方法は見つけられませんでした。
次善の策としてフォーマット指定時にマーカーを書いておいて後から置換するぐらいしか思いつきません。（SRC%f　のようにフォーマット指定しておいて，sed 's/SRC/${some path}/'のように）
（未検証です。）