Rubyの「戻り値」がどの部分に当たるのか

Question

戻り値というのは自動販売機で例えられることが多く、お金を入れて出てきた商品が「戻り値」と言われていますが、いざコードを見るとどの部分が「戻り値」なのかが分かりません。

def sum(a, b)
  result = 0
  (a..b).each do |number|
    result += number
 
  end
   puts result
end

sum(1, 9)

僕はターミナルに表示された計算結果が「戻り値」と思っていました。

Answer 1

僕はターミナルに表示された計算結果が「戻り値」と思っていました。

違います。

戻り値は、メソッド内で最後に実行した部分の値です。
メソッドsumを実行すると、最後に実行されるのはputsですが、putsのモド値はnilなので（これはリファレンスのputsの記述を見ると分かります）、sumの戻り値はnilです。

x = sum(1,9)

とすると、xにはnilが代入されます。これが戻り値と言うことです。

def sum2(a, b)
  result = 0
  (a..b).each do |number|
    result += number
  end
  result
end

だと、sum2の戻り値はresultつまり合計値です。sum2(1,9)は45なので、

x = sum2(1,9)
y = sum2(1,9)*2

だと、xには45、yには90が代入されます。

Comments

[seiya333331]

回答ありがとうございます！

スッキリしました????

Answer 2

Rubyは、何も書かなくてもメソッドの最後の行の実行結果を返り値にします。

putsの返り値はnilです（るりま）。