私の見解では下記のとおりなのです
・PC1 - PC4 通信できる
・PC2 - PC5 通信できる
・PC3 - PC6 通信できる
SwitchA の Fa0/24 の設定は下記と想定されます
intraface FastEthernet0/24
switchport trunk native vlan 20
switchport trunk allowed vlan 10,20,30,50
switchport mode trunk
!
SwitchB の Fa0/24 の設定は下記と想定されます
intraface FastEthernet0/24
switchport trunk native vlan 10
switchport trunk allowed vlan 10,20,30,50
switchport mode trunk
!
お互いのスイッチ間でvlan10,20,30,50が許容されているので、それぞれのスイッチのvlan同士の通信は可能です。(私の見解のこと)
ただし、これはPCの接続インタフェースが下記のような場合です。この場合、PC1はvlan10に属しますので、Fa0/24間で許容されたvlan10で通信していきます。
intraface FastEthernet0/1
switchport access vlan 10
switchport mode access
!
そうではなくて、PC接続のインタフェースもFa0/24と同じ設定だというのなら話は別です
intraface FastEthernet0/1
switchport trunk native vlan 20
switchport trunk allowed vlan 10,20,30,50
switchport mode trunk
!
こうなっていると、PC自体はvlanをtag付けせずパケット送出していません。ですが、native vlan20設定をしているためvlan20となります。(絵は明確にvlan10と書いてるからミスリードだろと感じる)
このようにPCを接続するinterfaceの設定次第で動作が変わります。
ちなみにFa0/24に設定されるnative vlanは意味がない設定です。Fa0/24を利用するときには何らかのvlanに属していますから。