クラスと関数を用いて、再帰法でフィボナッチ数を求めるプログラム

Question

前提・実現したいこと

Pythonを触り始め、勉強の一貫として、クラスと関数を用いて、再帰法でn=20のときのフィボナッチ数を求めるプログラムを書いています。
以下のようなプログラムを書いたのですが、エラーが出てしまいました。

発生している問題・エラーメッセージ

NameError: name 'fibo' is not defined

該当のソースコード

class Fibo():
    
    def __init__(self,num):
        self.num=num
    
    def fibo(self):
        if self.num==0:
            return 1
        elif self.num==1:
            return 1
        else :
            return fibo(self.num-1)+fibo(self.num-2)
            
n = Fibo(20)
print(n.fibo())

試したこと

クラスを用いずに、関数のみを定義してフィボナッチ数を求められるかを試しました。結果は求めることができたのでおそらくクラスを用いるところの書き方が違うのではないか？というところで詰まりました。

補足情報（FW/ツールのバージョンなど）

Jupyter notebook

Answer 1

fibo を呼び出すときは引数無しですから、次のようになるのでは。

		n1 = Fibo(self.num - 1)
		n2 = Fibo(self.num - 2)
		return n1.fibo() + n2.fibo()

または

		return Fibo(self.num - 1).fibo() + Fibo(self.num - 2).fibo()

Comments

[yuupoke06]

確かにfiboは引数無しですね。お恥ずかしいです...。ありがとうございました。

Answer 2

return fibo(self.num-1)+fibo(self.num-2)

fibo の引数が self.num-1 でいいかどうか考えてみてください。

追記

フィボナッチ数列は状態が必要なく、関数の引数を再帰的に適用するだけで求められるので、わざわざクラスを作る必要はありません。

しかし、複数回計算すると、何度も同じ計算を繰り返すために、無視できない無駄が発生します。これに対応するため、一度行った計算結果を保存しておき、次に同じ引数で呼ばれた時には前回の計算結果を返すという方法がよくとられます。これをメモ化(Memoization)と呼びます。(Memorization ではなく Memoization であることに注意)

メモ化 - Wikipedia

メモ化を実装するのであれば、関数とデータを別々に宣言するのではなく、クラスとしてカプセル化するのが妥当です。

Comments

[yuupoke06]

引数無しとして定義してるのに引数あるのはおかしいですね...。ありがとうございました。