PHP+imagemagickによるPDF→JPG変換で処理が重くなる

Question

AWSのEC2上でPHP+imagemagickで、PDFの各ページをJPG化するプログラムを書いています。
プログラムは、簡単に書くと以下のような感じです。
（実際は、covertのオプションが入っています。）

for ($i=0; $i<$end; $i++) {

　exec('convert '.$PDF.'['.$i.'] '.$i.'.jpg' 2>&1'); ←★PDFのiページをi.jpgに変換

}

テストでほぼ白紙の100ページ程のPDFを変換してみると、
初めは大体１ページあたり３秒程度かかっています。

しかし、繰り返しPDFを変換していますと、
ついには１ページあたり５分位かかかるようになってしまいます。

テストを始める前、SSHでログインし、topコマンドでみても、
特に別のプロセスが動いているわけでもありません。

同じ処理を繰り替えていているうちに処理が重たくなるのは、
何が考えられますでしょうか？

どうぞよろしくお願い致します。

Answer 1

t2.micro等のCPUクレジットとバーストの概念があるインスタンスを使用しているんじゃないでしょうか。

マネジメントコンソールからCPUクレジットの枯渇と処理が重くなったタイミングを比較してみてください。

t2.microはCPUクレジットが枯渇すると本当に処理速度が遅くなるので、大量のデータを連続して処理するような用途には向いていません。

Comments

[uemon]

まさに、t2.microを使っていて、CPUクレジットが０になっていました。
原因はそれで間違いなさそうです。
とても助かりました。ありがとうございました。

[tanat]

原因がわかってよかったです。
詳細は
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSEC2/latest/UserGuide/burstable-credits-baseline-concepts.html
この辺りですね。