LaravelのValidatorのsometimesメソッド

Question

LaravelのValidatorのsometimesメソッド

Laravelのvalidatorのsometimesメソッドに関する質問です。

Laravelの入門書で勉強しているのですが、その本では「sometimesメソッドの第三引数のクロージャーの戻り値がfalseの場合は、sometimesで指定したルールを指定の項目に追加する」と書かれています。

公式ドキュメントには「trueであれば、ルールを追加する」と書かれており、矛盾しているように思います。

入門書に書かれているコードは以下になります。

確かに、以下のコードでは$input->ageが整数のとき、すなわち!is_int($input->age)がfalseのときに、max:200やmin:0のルールが追加された挙動を示していました。

しかしながら、公式ドキュメントのコードを書いた場合は、クロージャーがtrueを返したときにルールが追加されていました。

どこか勘違いしている箇所ありますでしょうか？

入門書のコード

<?php
public function post(Request $request)
{
        $validate_rule = [
            'name' => 'required',
            'mail' => 'email',
            'age' => 'numeric',
            'games' => 'required|numeric',
        ];
        
        $messages = [
            'name.required' => '名前は必ず入れてください。',
            'mail.email' => 'メールアドレスが必要です',
            'age.numeric' => '年齢を整数で記入してください',
            'age.max' => '年齢は200歳以下で入力してください',
            'age.min' => '年齢は0歳以上で入力してください',
        ];

        $validator = Validator::make($request->all(), $validate_rule, $messages);

        $validator->sometimes('age', 'min:0', function($input) {
            return !is_int($input->age);
        });

        $validator->sometimes('age', 'max:200', function($input) {
            return !is_int($input->age);
        });

        if ($validator->fails()) {
            return redirect('/hello')->withErrors($validator)->withInput();
        }

        $data = ['msg' => '正しく入力されました。'];
        
        return view('hello.index', $data);
    }


$validator = Validator::make($request->all(), $rules, $messages);

公式ドキュメントのコード

<?php
$v = Validator::make($data, [
    'email' => 'required|email',
    'games' => 'required|numeric',
]);

$v->sometimes('reason', 'required|max:500', function ($input) {
    return $input->games >= 100;
});

Comments

[m.ts10806]

書籍とドキュメントと実際のご自身の環境
バージョンは全て同じなのでしょうか。

[退会済みユーザー]

書籍はLaravel 5.4
ドキュメントはLaravel 5.5
自身の環境は Laravel 7.10.3のようです。

ドキュメントでLaravel 7.xのものも確認しましたが、Laravel5.5のものと記述は同じでした。

[m.ts10806]

Laravelの入門書・・・とやらが「青本」なら今すぐやめたほうがいいですね。
望ましい実装してないことで有名です（Laravel重用者には評判が悪い）
あと、さすがにメジャーバージョンが2つも違えばドキュメントが同じように見えても使えないですよ。
参考資料は自身の環境にあわせたものを利用しないと何の参考にもなりません。

[退会済みユーザー]

コメントありがとうございます。
表紙が青いので、これはきっとその青本なのでしょうね。。。
ドキュメントは何も考えずにググって上の方にでてきたものをみてました、これからはバージョン意識いたします。

Answer 1

こちら、解決いたしました。

vendor/laravel/framework/src/Validation/Validator.phpには、以下のように書かれており、クロージャがtrueを返す場合にルールを追加することが分かりました。（公式ドキュメントにも書かれているので当たり前ではありますが。。。）

で、なにが問題だったかというと、入門書のコード内の$input->ageが、数値を入力していても、型はstringでした。
そのため、入門書の「falseのときにルールを追加する」という記述が誤りであったことが分かりました。ありがとうございました。

Validator.php

<?php
    public function sometimes($attribute, $rules, callable $callback)
    {
        $payload = new Fluent($this->getData());

        if ($callback($payload)) {
            foreach ((array) $attribute as $key) {
                $this->addRules([$key => $rules]);
            }
        }

        return $this;
    }