ddコマンドの「bs」オプションについて

Question

ddコマンドについて、分からない部分があります。
dd if=/dev/zero of=tempfile bs=1M count=10このように打ち込んだ場合、「/dev/zero」ファイルから「tempfile」というファイルへデータをコピーするといった意味かと思います。
分からない部分は「bs」の部分です。リンク先コマンド説明の記事には、bsは「1回に読み書きするブロックサイズ」とあるのですが、ファイルの「ブロック」とはどのようなものなのでしょうか？
また、仮に、ファイルのサイズが「1M」以上だった場合は、コピーは失敗してしまうのでしょうか？

Answer 1

ファイルにしろ、デバイスにしろ、とにかくデータを読み込んで、書き込み先に書き込む、この繰り返しです
その際に、いくらの容量分で読み出し、書き込むか、というのをそのオプションで指定してます。

この容量が小さいとその繰り返しが多くなるので時間がかかり、容量が大きいと、コピーの時間は短くなるけどコピー時に使用するメモリが大きくなって他のプログラムの実行に影響を与えるようになります

べつにこれが小さいから、あるいは大きいから、といってどうなるもんではないですね

Comments

[aae_11]

なるほど。となりますと、「zero」ファイルから一回につき「1M」バイト読み込み、書き込む、そして、ファイルサイズが「1Mバイト」以上であった場合、再度またプログラムが読み書きを行うといった感じでしょうか？

[y_waiwai]

そういうことですねー

ましかし、このサイズ指定ってのはむかしのメモリもCPUも貧弱な時代の名残りで、イマドキのなんGもメモリ積んでるPCなら、あんまし関係ないオプションだったりしますね
OSのカーネル自体に、ファイルの読み書き用に数十Mのバッファ持ってたりしますし