Colaboratory上のグラフ､日本語も有効にするには

Question

Google Colaboratory上にグラフを描く場合､デフォルトでは日本語が化けてしまいます｡
日本語でも有効にする方法を､お教えくださいませ｡

◎やったこと

Jupyter Notebookと同様､plt.rcParams「'font.family'」でやってみましたが､
Colaboratory上では文字が化けてしまいます｡

plt.rcParams['font.family'] = 'IPAPGothic' 
plt.rcParams["font.size"] = 10
fig = plt.figure()
age_aggregate.plot.bar()

Answer 1

手軽なのはjapanize-matplotlibというライブラリを使う方法です。
pipで入れて

!pip install japanize-matplotlib

こうじゃ

import matplotlib.pyplot as plt
import japanize_matplotlib

plt.plot([1, 2, 3, 4])
plt.xlabel('簡単なグラフ')
plt.show()

　よろしければ以下も参考にしてみて下さい。
Google Colaboratoryを便利に使うためのTIPSまとめ

Comments

[magichan]

こんなパッケージがあるのですの。初めて知りました。
パッケージ内部で IPAexゴシックフォントを持っていて、これをフォントリストに設定しているのですね。
ただ一点だけ、seaborn でこのフォントが簡単に設定できないのがちょっと勿体ないですね。

[okahijiki]

karaage0703さま
ためしてみました｡うまく行きました｡ありがとうございます〜

magichanさま
Jupyter Notebookでmatplotlibを利用して描写する際には､いつも､plt.rcParamsというパッケージを利用しています｡ただし､これはネット上で見つけたものを､やってみたら､たまたま､うまく行き､それが習性のようになっていましました（したがって､Google Colaboratoryでも同様にやった次第）｡もしかしたら､こちらも､違う方法が一般的なのかもしれませんね〜汗）

[karaage0703]

magichan さん
できれば良いやと、あんまり詳しく分かってないまま使っていたので、回答参考になりました！
ベストアンサー取られて悔しいです（笑）

okahijiki さん
お役に立ててよかったです！

Answer 2

まず、matplotlib において、'font family' に指定できるフォントは

[] !cat /root/.cache/matplotlib/fontlist-v310.json

にて確認できるかと思います。
(ファイル名の v310 の箇所は matplotlibのバージョンで変わります)

が、私が知る限りその中には 日本語のフォント IPAPGothic は含まれていないと思います。

ですので、まずは

[] !apt-get -y install fonts-ipafont-gothic

を実行してフォントをシステムにインストールし、さらに上記のフォントキャッシュを

[] !rm /root/.cache/matplotlib/fontlist-v310.json

として削除してください。

その後メニューバーの、**「ランタイム」メニューより「ランタイムを再起動」**してランタイムを再起動をすると、上記のフォントキャッシュリストが再構築されます。
その中を同じ上記とおなじ方法で確認すると IPAPGothic が含まれていると思いますので、あとは

plt.rcParams['font.family'] = 'IPAPGothic'

と指定することで、日本語が表示されるようになるかと思います。

Comments

[okahijiki]

スムースにできました｡ご回答がなければ､時間をかけてグーグルなどで調べても､一生､たどり着けなかったかもしれません｡わかりやすい手順､ありがとうございます!