えーっと、入門書はあくまで「基礎知識」だけです。
そうですね…数学を例にとってみると、
中学や高校で基礎的なものを学びますよね。
ですが、基本的に「式が与えられていて、それを解くだけ」が多いと思います。
でも本来は経済学のやつとかみたいに、計算式もすべて自分で考えていかないといけません。
数学だと、「グラフ上に図形があって、その図形の面積等を求める」みたいなやつですね。
これが実務レベル(実際には実務よりは下のレベルだとは思うが) のようなものです。
今は学校で習う数学(式が与えられて、それを移行したりして計算するだけ) のレベルで、
実務では少なくとも グラフ上に~ のようなものを解けるようなレベルじゃないと厳しいと思います。
なので、私は「何かしらの作品を作る」のをお勧めしますね。
ポートフォリオづくりでも構いません。
とにかく、何か作品を作るのです。
ただし、ここで注意。
「〇〇が作りたいから作り方が載っているサイト(あるいは書籍)を教えてくれ」となるのではなく、
「自分なりに考えて作る」のです。
個人的に「しょーもないもの」でも、少なくとも丸投げしたりする人よりはレベルが上ですし、
あまり凝ったものでも評価しづらいこともあるようです。
例えば、私の場合は「ランチャーソフト」を作りましたね。
(使わなくなったけど...)
コンソールから"ff" と入力したら Firefox ( Webブラウザの一つ ) が起動、"Opera" なら Opera ( Webブラウザの一つ ) ...みたいなものですかね。
そして、作るときは「作り方が知りたい」。。。みたいな感じじゃなくて、
「このプログラムで要求されているものはなにか」を考えるのです。
例えばランチャーソフトなら、少なくとも
- どのソフトを起動させるか入力させる
- 指定ソフトを起動する(= 外部ファイル起動 )
はどう考えても必須ですよね。
一つ目は完全固定だとしても、プログラム側なりユーザ側なりが指定するので、ある意味必須。
後はフローチャートや疑似言語,疑似コードなんかを使ったり、
UML(クラス図とか)を使ってみたりして、仕様書を作ってみる。
これをコードに落とし込む。
みたいな感じで自分で考えていくのです。
後は、「データ構造とアルゴリズム」とかオブジェクト指向を取り入れている言語なら「デザインパターン」なんかも学んでみたりとか、
PaizaのレベルチェックやAtCoderとかのような競プロ系の問題をいくつか解いてみるとかもアリですね。