再起動後に /var/run/postgresql がなくなっている

Question

RHEL7.5 に postgreSQL 9.6 をインストールしました。
正常に動作していたのですが、再起動後に起動できないことに気づきました。
原因は /var/run/postgresql が存在しないため起動時のチェック？かなにかで失敗してるようです。
/var/run/postgresql/.s.PGSQL.5432.lock": No such file or directory
手作業で作ったら起動できました。

この現象は一体なんなんでしょう？
プロセスチェック用のディレクトリみたいですが、起動したからといってここには何もありません。
無意味なロジックのような気もします。

ディレクトリを作れば済む話ですが、なるべく適切な対応をしたいなと思います。
よい情報あれば教えてください。
よろしくお願いします。

Answer 1

PostgreSQL を独自にインストールしたのですね。

RHEL 7 では、/var/run (-> /run) は tmpfs (メモリ上のファイルシステム)となっているので、再起動すると消えます。
systemd-tmpfiles という仕組みで、OS 起動時に /run/ 以下に必要なファイル、ディレクトリを作成するようになっています。

以下の例のように /etc/tmpfiles.d/postgresql.conf を作成します。
パーミッション、オーナー、グループはご自身のシステムに合わせて変更ください。

d /var/run/postgresql 0755 postgres postgres -

書式は man 5 tmpfiles.d を参照ください。

OS を再起動するか、systemd-tmpfiles --create /etc/tmpfiles.d/postgresql.conf を実行すると、/var/run/postgresql/ が作成されます。

Comments

[boyon]

いろいろ勉強不足でした。
ありがとうございます！

[boyon]

本日設定しました。環境的な事情により再起動はできていません。
大変わかりやすく簡潔な説明をいただきました。
ありがとうございました。