コードビハインドがない場合、~xaml.csは削除してもよいのか

Question

前提・実現したいこと

VisualStuidoを使用してWPFアプリケーションでWindowやUserControlを新規作成した場合、~.xamlと~.xaml.csのファイルがペアで生成されます。
ただしMVVMでアプリケーションを作成している場合、~.xaml.csには何も変更しないことが多いです。

この条件では~.xaml.csを削除しても動作することは確認できましたが、
削除してしまっても問題はないのでしょうか？
パフォーマンス・コード管理など、他の部分で問題になる可能性はありますでしょうか？

※ 追記 消しても動くのはMainWindow.xaml.csだけで、その他のUserControlやWindowは中身が表示されなくなります。
ただしビルドや実行時エラーが起きるわけではありません。

試したこと

~.xaml.csを削除後に動作を確認
その後、再び同名のファイルを追加して、コードビハインドを記述して動作を確認

補足情報（FW/ツールのバージョンなど）

• VisualStuido 2019
• .NET Framework 4.8

Comments

[hihijiji]

InitializeComponent();が無いと中身が配置されないと思うけど？

[soi013]

私もそう思っていたのですが、不思議と動いて、Xamlに配置したコントロールも表示されるのです。

objフォルダには`~.g.i.cs`と`~g.cs`が生成されていた、そこにはInitializeComponentが含まれています。

Answer 1

objフォルダには~.g.i.csと~g.csが生成されていた、そこにはInitializeComponentが含まれています。

そこにあるのはInitializeComponentメソッドの実装のほうですよね。
どこかではInitializeComponentを呼ばない限り Component の Initialize はされないはずです。
DIとかテンプレートとか拡張機能にInitializeComponentを呼ぶ機能が含まれているのではないでしょうか？
コードビハインドはInitializeComponentを呼ぶためにあるようなものですから、InitializeComponentを確実に呼ぶ何かがあるなら不要と言えば不要です。

でもあえて消す意義があるのかは疑問です。
消す手間がゼロだとしても、消している理由を解りやすく説明する手段を盛り込む手間はかなり大きくなりそうです。
またコードビハインドの存在自体を利用する拡張機能があったとしたら解りにくい不具合が出そうです。

Comments

[soi013]

回答ありがとうございます。

> DIとかテンプレートとか拡張機能にInitializeComponentを呼ぶ機能が含まれているのではないでしょうか？
DIは使っておらず、拡張機能はProductivity Power Toolsぐらい、VisualStuido標準のWPFテンプレートを使っているので特に思い当たるものは無いです。

> でもあえて消す意義があるのかは疑問です。
コードビハインドが無いことが分かりやすいかな、というぐらいですかね

> またコードビハインドの存在自体を利用する拡張機能があったとしたら解りにくい不具合が出そうです。
確かにそれはありそうですね。

[hihijiji]

コードビハインドを消した状態でInitializeComponentが呼ばれているか確認してほしいです。
~.g.i.csのInitializeComponentメソッドはブレークポイントが置けます。
被参照をたどるか"InitializeComponent();"で検索すれば呼び出し元も解ります。

[soi013]

コードビハインドを消した`MainWindow.xaml.g.i.cs`にブレークポイントを設置しましたが、以下のメッセージが表示され止まりませんでした。
"ブレークポイントは現在の設定ではヒットしません。このドキュメントのシンボルが読み込まれていません"

なお、このメッセージはコードビハインドを消してないUserControlの`~g.i.cs`でも同じなので、デバッガーの仕様かもしれません。

[soi013]

それと、実験していて気づいたのですが、コードビハインドを消しても動くのはMainWindowだけのようです。UserControlや別のWindowは表示されませんでした。質問の方に追記しておきます

[TN8001]

StartupUriがあるときは
https://referencesource.microsoft.com/#PresentationFramework/src/Framework/System/Windows/Application.cs,1668

この辺で読んでるんじゃないですかね（ちゃんと見ていません

https://stackoverflow.com/questions/1841646/xaml-without-the-xaml-cs-code-behind-files
こちらも興味深いです（試していませんがw

[soi013]

おお！ありがとうございます。
Stackoverflowを参考に、コードビハインドを消したUserControlに以下の変更を加えたら、表示されるようになりました！

```
<UserControl
x:Class="CodeBihindDeleteTest.NoCodeUserControl"
...省略...
>
<x:Code>
<![CDATA[ public NoCodeUserControl() { InitializeComponent(); }]]>
</x:Code>

```

[hihijiji]

soi013 さん　謎はとけました。
ありがとうございます。
TN8001 さんも有り難うございます。