ライブラリ更新時の影響範囲やTIPSについて教えて下さい。

Question

TypeScriptで、1人で開発しております。

npmでダウンロードした一部のライブラリを更新すべき悩んでいます。
たとえば、ライブラリをアップデートすることによってどの範囲に不具合が発生するか、自身で気づかない範囲で不具合が発生してしまった場合などを考えると不安に感じます。

現状のバージョンで、大きな不具合はないのですが使用しているライブラリの何度か更新されているようなので、アップデートすべきではないかと感じています。

皆さんは、ライブラリのアップデートではどのようにされているのでしょうか？
ライブラリをアップデートしたあと、既存のコードへの不具合が発生する影響を検知するにはどうすればいいでしょうか。

初歩的な質問ですが、アドバイスお願い致します。

Answer 1

ユニットテストを書きましょう
そして1関数として細分化しましょう
その状態ならライブラリの更新前後で挙動が変化しないと証明出来ますよね。

えー？まじかよ……じゃあ更新出来ないじゃん
そういう時の為の見分け方があります。

---

SemVer（セマンティックバージョニング）
公式サイトの日本語訳

ライブラリのバージョンってなんか「10.1.2」みたいなドット区切りで表現されていますよね。
このバージョニングをしているライブラリはセマンティックバージョニングを採用している可能性が極めて高いです。

X.Y.Zというフォーマットです。

• X： メジャーバージョン
• Y： マイナーバージョン
• Z： パッチバージョン

このパッチバージョンにあたるものは基本的に
「挙動に変化はしない」「パフォーマンス改善やバグ修正のみ行っている」
つまり、挙動が悪くなることは基本的にありません。

マイナーバージョンは「こっちの方が良いから捨てるわ」みたいなケースがあり、
利用者が「おいおいマジかよ……」となるケースがあります。
この辺はプロジェクトによりマチマチです。

npmで公開されているライブラリは基本的にセマンティックバージョニングに準拠しているので
大多数のライブラリはパッチバージョンを上げても挙動は変化しないはずです。

参考にしてみてください。

Comments

[yuki_90453]

ユニットテストですね。わかりました。
組み込めよう手を加えています。

Answer 2

基本的なバージョンの話ですと

vA.B.C(例v2.13.4)のようになってるはずです

Cは小さな修正や追加
Bは機能追加
Aは破壊的な変更を含む機能追加

であることが多いです。（ライブラリによって多少は変わりますが）

なので私はC,Bは早めの更新
Aは移行ガイドのようなものが準備され次第更新するようにしています

既存のコードへの影響の検知はテストコードを書けば対策できるとは思いますが、基本的に最新の安定バージョンであれば発生は少ないと思って大丈夫だと思います