売上やログを記録するテーブルの設計についての質問

Question

前提・実現したいこと

売上やログを管理するテーブルの設計をどうすればよいか教えて下さい。
日が経過してから集計(指定した期間の特定商品の販売数量や金額等)を取る必要がある前提で、それに適したテーブル設計をどうすればよいか悩んでいます。

発生している問題・エラーメッセージ

例えば商品マスタが以下の構造だとします。
|　商品コード　|　商品名　|　単価　|　※商品コードが主キー

販売履歴を記録するテーブルは、
①|　商品コード　|　商品名　|　単価　|　数量　|
と
②|　商品コード　|　単価　|　数量　|　※商品名は、集計時に商品コードをキーにしてマスタから取得
と
③|　商品名　|　単価　|　数量　|　※商品コードは、集計時に商品名をキーにしてマスタから取得
の3つのどれがいいのでしょうか？

②の場合、販売後に商品名が変わると、販売時の商品名が分からなくなります。
(ひとつの商品コードが指し示す商品名が、時期によって変わってしまう。)

③の場合、販売後に商品コードが変わると、販売時の商品コードが分からなくなります。
（複数の商品コードを一つの商品としてカウントしてしまう。）
①が一番いいのかな、と思うのですが、管理する項目が増えると、カラム数が増えることになりますが、本当にそれでいいのでしょうか？

どうするのが王道なのでしょうか？

Answer 1

すでに正規化についていくつか出ていますが、手軽にやるならば商品コードと商品名を分離し、
商品名マスタを別途作ります。

商品コード	商品名	適用開始	適用終了
00001	ああああ	2011/01/01	2019/12/31
00001	あああい	2020/01/01	9999/12/31

このマスタには適用期間の情報を含めることで、日付に合わせて適切な商品名が紐付けられるようになります。
※適用終了のカラムはデフォルトで日付の最大値が入るようにします

Answer 2

ひとつの商品コードが指し示す商品名が、時期によって変わってしまう。

このような設計がそもそも良くありません。商品コードは使い回さずに、変更のたびに新しい商品コードを立てるようにしましょう。

（外部から商品コードが来て、それがすでに使いまわしになっている、というような場合は、「内部商品コード（一意）|外部商品コード|商品名」のようなテーブルを立てて、システム内部では一意な内部商品コードを使うようにしましょう）

Answer 3

DB の設計って、めちゃくちゃ雑に言えば、「要素を洗い出して、正規化」するだけです。
で、今回の件では、要素の洗い出しが正しく行われていないように見えます。

同じ商品コードのものが、時期によって商品名が変わるのであれば、それを要素として記述する必要があります。

商品コードに、商品名だけでなく、期間の情報を入れることで解消できると思います。