swiftにおけるaliasについて

Question

aliasについて、お聞きしたいことがございます。
リンク先記事(Qiita)には「Intのaliasとして使います。」などの説明があったのですが、いまいち意味が分かりません。
「alias」とは別名をつける際に用いられていることは度々目にしますが、swiftにおいてはどのような場合に使用される感じなのでしょうか？
どなたか、ご助言いただけましたら幸いです。

Answer 1

Swift に限らず, alias は「別名」という意味です.
「Int の alias として使います」はそのまま「Int の別名として使います」の意味です.

蛇足かも知れませんが Unix/Linux では長いコマンドやよく使うコマンドに別名をつけるコマンドが「alias」コマンドですし,
macOS には Windows で言うショートカットファイルに相当するものとして「エイリアス」と呼ばれるファイルがあります. ファイルに本来の名前以外の別名を付けるところからそう呼ばれるのでしょう（この為か macOS 界隈で「ショートカット」と言うと大概「ショートカットキー」を指します）.
そんなわけで macOS ではエイリアスという言葉は割と馴染み深い単語だったりします.

Comments

[ruuuu]

ご回答ありがとうございます。
＞Int の別名として使います
やはり別名としての意味合いだったのですね。
しかし、そうなりますと疑問な点があるのですが、例えばキャストする際に型をIntではなく、aliasの例えば、「CLong」にした場合は「Int」と同じ意味になるかと思うのですが、だとしたらわざわざaliasを使わず「Int」と記述すれば良い気がいたします。
aliasを使用するメリットと言いますか、aliasを使用するケースとしましては、どのような場合は考えられるのでしょうか...?

[kagilinn]

型に別名を付けると、幾つかメリットがあります.

まずコードを読む際に「数値である」以上の意味を持たせられます.
どんな種類の数値なのか, 数値である以上の意味が出てきます.

そして型を変えたくなった場合に, 別名定義を書き換えるだけで:
* 数値型同士ならそれだけでほぼ修正完了
* 別種の型なら, すぐに修正候補がエラーとして列挙される

ため「同じものを表す記述をコード中修正して回る」のが格段に楽に終わります.

[kagilinn]

あとは特に関数型の別名ですね.
型が格段に読みやすくなりますし, どうしても後から引数を増やしたり変更したくなる場面が多くなりがちです.

[ruuuu]

ご返信ありがとうございます。
> まずコードを読む際に「数値である」以上の意味を持たせられます.
どんな種類の数値なのか, 数値である以上の意味が出てきます.
こちら勉強になりました。こういった部分も使い分けてコーディングできるよう、邁進して参りたいと思います。