レキシカルスコープと組み合わせた Temporal dead zoneについて

こんにちは.

MDNのletの解説ページに以下の文とコードが記載されています.

レキシカルスコープと組み合わせた Temporal dead zone の例

レキシカルスコープにより、式 (foo + 55) 内の識別子 "foo" は、if ブロックの foo に評価され、その上にある 33 の値を持つ変数 foo には評価されません。
その行では、if ブロックの "foo" はすでにレキシカル環境で作成されていますが、未だ（ステートメントそのものの一部である）その初期化に到達・終了していないので、その foo はまだ Temporal dead zone 内にあります。

javascript
1function test(){
2   var foo = 33;
3   if (true) {
4      let foo = (foo + 55); // ReferenceError
5   }
6}

レキシカルスコープと丸括弧を組み合わせるとReferenceErrorとなるようですが, 理解できませんでした.
細かく砕くとどのような動作をして, その結果参照エラーが起こっているのでしょうか.

宜しくお願い致します.

行動規範の内容に同意します

回答1件

ベストアンサー

let foo の宣言時点で if ブロックの "foo" が生み出され、そのブロック内で foo といえば if ブロックの "foo" が参照されるようになります。
右辺 (foo + 55) は、つまり ((if ブロックの "foo") + 55) になりますが、 if ブロックの "foo" はまだ初期化されていないので ReferenceError になります

投稿2019/12/17 00:31