副問合せの場所(select句でやるか、from句でやるか)

Question

知りたいこと・背景

hogeテーブルの各データ+最終アクセス時間を取得するSQLの書き方で迷っています。

下記のサンプルコードで
②のSQLだと、一度テーブル全体でgroup by するので少しパフォーマンスが悪いのかなと思っています。
②でもidで抽出した結果をgroup by するような記載に変えることができるでしょうか？

他の仕様と設計書との兼ね合いで、②のほうが表現しやすく、②の書き方で統一したいのですが・・・

サンプルコード

t_hogeテーブル

id	name	address
1	fizz	東京・・・
1	buzz	神奈川・・・

t_acessテーブル

id	access_date
1	2019/12/05 14:00:00
1	2019/12/05 14:10:00
2	2019/12/05 15:11:00

①SELECTで副問合せするSQL

select 
  t_hoge.*
 ,(select max(access_date) from t_access where  id = t_hoge.id) last_access
from t_hoge

②FROMで副問合せするSQL

select 
  t_hoge.*
 ,acc.last_access
from t_hoge
left join (
  select id, max(access_date) last_access from t_access group by id 
  ) acc on acc.id = t_hoge.id

Answer 1

Oracle EXPLAIN PLAN を使って実行計画を取得する したり、実際にデータを用意して処理時間を実測します。

そのために、CREATE TABLEやデータを何件かでも INSERTで提示できると、SELECT文を実行して動作確認できるので適切なコメントが付き易いです。

Comments

[sazi]

サンプル程度のデータだと、統計情報の内容が違い過ぎるし、CREATE TABLE等は実行計画の結果とセットですね。

[Orlofsky]

だから、
[データを何件かでも]
と心苦しい心情を吐露している訳です。

副問合せを多用しなければけいないのって、テーブル設計がかなりヤバいことが多いです。テーブル設計から呼んでもらえたら何千万円も節約できたのに、ってため息。

[sazi]

幾ばくかのデータより、実行計画の結果が良いって話です。

[Orlofsky]

オラクル・コンサルタントの仕事を手伝った事がありますが、彼らは実行計画も見るけど本番並みのデータを用意して処理時間を実測することを重視していました。

Answer 2

②のSQLだと、一度テーブル全体でgroup by するので少しパフォーマンスが悪いのかなと思っています。

実環境が無いところで論ずることはできません。
実行計画で確認して下さい。(実行計画についてはご自身で検索などされて下さい）

②でもidで抽出した結果をgroup by するような記載に変えることができるでしょうか？

出来ますけど、oracleではt_hogeの項目全てを列挙しなければなりません。
group by しているのは、last_accessを取り出す為だけであって、t_hogeをgroup byする要件はありませんから、書き方の為だけに行うのは効率的ではありませんね。