Visual Studio CodeにPHP Mess Detectorの拡張を導入したが、コードの解析情報も何らかのエラーも表示されない

Question

###前提・実現したいこと
お世話になります。

Visual Studio CodeにPHP Mess Detectorの拡張機能をインストールしました。
しかし、サンプルのために同じ変数に複数回代入している
PHPのソースをエディタで表示してもコードの解析情報も拡張機能自体のエラーメッセージも表示されていません。

PHPMDを個別に設定しない場合には、拡張自体の組み込みのPHPMDが使用されるとマニュアルには書いてありました。
しかしながら、上記のように正常に動かないようでしたので、
composerでグローバルインストールしたphpmd.batを使用するように設定しましたがこれもまた動きませんでした。

私は、この拡張機能のコードの解析情報は、
他のIDEのようにソースの行番号にアイコンや
該当箇所に赤い波線が表示されるイメージだったのですが、使い方・解析結果の見方自体が間違っているのでしょうか?

よろしくお願いいたします。

###補足情報(言語/FW/ツール等のバージョンなど)
OS: Windows10 64bit Home
Visual Studio Code:　1.40.2

Answer 1

解決しました。
拡張機能は正常に動いていました。

ただ用意したサンプルコードの同じ変数への複数回の代入がルール設定により検出しない設定になっているようでした。

NetBeansなどでは、自動的に検出されていたのでこの拡張機能でもそうなると思い込んでいました。
おそらくNetBeansなどのIDEでは提供者側で検証ルールをカスタムしており、デフォルトで強めの検証レベルの設定になっているのだと思います。

PHPMDと拡張機能が正常に動いているか確認した方法
0. Visual Studio Code上からではなくコマンドラインからPHPMDを対象のソースファイルを指定して起動する
0. 変数に複数回の代入をするソースを検証した結果、何も表示されなかったので検出されるようなコードの記述がそもそも存在しないことを確認した
0. Webに記載されていたPHPMD検証用ソースを保存後、コマンドラインからPHPMDで検証した
0. 新たに保存したソースでは、関数の宣言部分で関数名と引数名をキャメルケースではなくスネークケースで記述していたので、その部分がPHPMDにより検出された
0. 新たに保存したソースをVisual Studio Codeで確認したところ、関数の宣言部分と引数の部分に赤い波線が表示され、検出された問題をエディタ上で直接表示されることを確認した