non repeatable、read phantomで起こる具体的な不都合について

Question

non repeatable、read phantomがどのようなものかは理解しているのですが、
具体的にどのようなケースで不都合が起こるのかがイメージできておりません。

例えば dirty read であれば
銀行振込を行う例で言うと以下のような簡単なイメージがつきます。
non repeatable、read phantomについて何か良い例はないでしょうか？

txA:口座Xから口座Yに100円送金(口座Yの残高が100円になる)※commitしていない

txB:口座Yから口座Zに50円送金するため残高チェックのSELECT(dirty readされるため、残高は足りていると判断)

txA:ロールバック

txB:口座Yから口座Zに50円を送金(口座Yの残高が-50円という不正な状態)

Answer 1

Dirty reads, Non-repeatable reads, Phantom reads
がわかり易いかと。

Phantom : 幻

Comments

[hoshiimohunda]

早速のご回答をありがとうございます。

リンク頂いた内容のような、どのような挙動になるかは理解できております。
具体的な不都合が良く分かる例があればと思い質問させていただきました。
※リンク先の例であれば、同一トランザクション内で2
回SELECTした場合に、1回目と2回目の結果が異なることで具体的に何が困るのか

[Orlofsky]

実際にこれらの現象を確認することは難しいでしょう。こういう事が起こりうると覚えておくだけで良いかと。
2年くらい前に100本以上のOracle PL/SQL で DELETE, INSERT, UPDATE を1つ実行したら必ずCOMMITしていたシステムを見たことがあります。トランザクション https://qiita.com/zd6ir7/items/6568b6c3efc5d6a13865 を理解できていないひどい開発会社だから、システムの修正費用を請求してその会社は二度と使わない方が良い。って伝えておきました。データで整合性をチェックしなおしてデータを正常に直すのに膨大な時間と費用がかかります。